2020年東京五輪・パラリンピックの会場見直しなどを検討している国際オリンピック委員会(IOC)、国、東京都、大会組織委員会は29日、4者のトップ級会談を都内で開き、見直し対象の3会場のうち、ボート、カヌー・スプリントと水泳の2会場は現行計画の費用削減案を採用することを決めた。
一方、バレーボール会場は、小池百合子都知事から「いくつか確認することがある」との意見が出され、12月下旬まで結論を先送りすることになった。
会談にはIOCのジョン・コーツ副会長、丸川五輪相、小池知事、組織委の森喜朗会長らが出席。小池知事が都としての方針を示し、いずれも了承された。
小池知事は、ボート、カヌー・スプリント会場について、費用や東京からの距離などを理由に、「宮城県長沼ボート場」(登米市)への変更案を断念し、現行計画の「海の森水上競技場」(東京湾中央防波堤)を、常設から仮設主体で整備する考えを示した。
2016年11月29日22時29分
読売新聞から
(引用)
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ボート「海の森」仮設、バレー先送り…4者会談
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