時刻に1秒を足す「うるう秒」の挿入が1日午前9時直前、世界一斉に行われた。JR武蔵小金井駅(東京都小金井市)のコンコースにあるデジタル時計では、8時59分59秒と9時0分0秒の間に、通常はない「8時59分60秒」が表示された。挿入は2015年7月1日以来1年半ぶりで、1972年から27回目となった。
地球の自転に基づく「天文時」に、原子時計による「原子時」を合わせるのがうるう秒。地球の自転速度が一定していない一方、原子時計は極めて正確で、両者が次第にずれるのを数年に1回、うるう秒で合わせている。【渡辺諒】
2016年12月0123456789日
毎日新聞(無料)から
(引用)
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うるう秒:「60秒」を挿入 2017年元日、1秒長く
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