◇IOC理事会
国際オリンピック委員会(IOC)は7日、スイスのローザンヌで理事会第2日の審議を行い、2020年東京五輪の追加種目会場として大会組織委員会が提案した野球・ソフトボールの横浜スタジアム(横浜市)など4会場を正式承認した。野球・ソフトボールの一部試合を福島県で開催する計画は世界野球ソフトボール連盟(WBSC)との協議がまとまっていないため、組織委が提案を先送りした。
空手は柔道とともに日本武道館(東京都千代田区)を使うことになった。サーフィンは千葉県一宮町、スケートボードとスポーツクライミングはお台場エリアの青海(江東区)にそれぞれ仮設会場を設けて実施することが決まった。
理事会には組織委から森喜朗会長や武藤敏郎事務総長が出席。野球・ソフトボールは横浜スタジアムを主会場とし、福島県での1次リーグの一部試合実施に向けては球場の選定を含め、引き続きWBSCと協議することを報告した。
開催予算の総額は2兆円を上限にさらに削減を目指す方針や、年内に公表予定の組織委予算が5000億円程度となる見通しも示した。
2016年12月08日
毎日新聞(無料)から
(引用)
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東京五輪:追加種目、4会場決定 野球の福島開催は先送り
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