リオデジャネイロ五輪・パラリンピックの準備や運営のノウハウなどを2020年東京大会に生かすための引き継ぎ会議が28日、東京組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の3者合同により東京都内で始まった。出席者からは、東京五輪の会場計画の見直しが難航していることを意識したと受け取れる意見も目立った。
リオ大会の調整委員長を務めたIOCのムータワキル委員(モロッコ)は「東京のチームは一つに団結し、一つの目標に向かってまとまっていかなければいけない」と指摘。リオのパエス市長も「大会後に使えないような競技場は誰も求めていない」と語り、簡素な仮設施設などで対応した大会を振り返った。
東京組織委の武藤敏郎・事務総長は「リオは経費節減に大変気を使っていた。我々にとっても重要な提言」と述べた。会議は30日まで行われる。【田原和宏】
2016年11月28日
毎日新聞(無料)から
(引用)
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東京五輪:引き継ぎ会議 「一つに団結を」
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