◇ボートとカヌー・スプリントで 小池知事と都庁で会談
２０２０年東京五輪・パラリンピックの会場見直し問題で埼玉県の上田清司知事は３１日、東京都の小池百合子知事と都庁で会談し、ボートとカヌー・スプリントを彩湖（埼玉県戸田市）で開催するよう改めて要望した。小池知事は「総合的に判断させていただきたい」と答えた。
埼玉県は整備費を２６６億円と試算し、東京・埼玉の副知事間で２７日に要望書が交わされているが、海外出張中だった上田知事が「礼を尽くしたい」と都政改革本部の調査チームの最終報告が行われる前日の３１日、小池知事との会談を要望した。
調査チームは既に、彩湖が治水対策の貯水池であることなどを理由に候補から外す意向を示している。上田知事は会談後、報道陣の取材に「（彩湖に注ぐ）荒川にはコイがたくさんいる。まな板の上のコイ（の心境）だ。そういう意味では（議論の）俎上（そじょう）に載せていただきたい」と述べた。【芳賀竜也】
2016年10月31日
毎日新聞(無料)から
(引用)
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東京五輪：埼玉知事が「彩湖」最後の訴え
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