◇富山県警、詐欺容疑などの告発状を受理
政務活動費の不正受領を認めて富山県議を辞職した矢後肇氏(56)=自民党を離党=について、富山県警は5日、地元の同県高岡市民31人が提出した詐欺容疑などの告発状を受理した。
矢後氏は2011~14年度、同県南砺市の書店で書籍を購入したように見せかけて領収書を偽造するなどして、政活費約367万円をだまし取った疑いが持たれている。既に延滞金を含め約560万円を返還している。
告発に加わった高岡市の無職、藤田政治さん(77)は「再発防止のためにも立件してほしい」と話した。
一連の政活費不正請求問題で、県警は富山市議を辞職した2人についての告発状も既に受理しており、2人が所属していた自民会派に対して県警が政活費に関する収支報告書や領収書などの書類の任意提出を求めたことが、会派幹部への取材で分かった。会派は近く、辞職した10人を含む計28人全員分の11年度以降の書類を提出する。【古川宗】
2016年10月05日
毎日新聞(無料)から
(引用)
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富山・政活費不正:元県議の告発も受理 市民31人提出
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