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Channel: おっちゃん、さん。(そろそろ引退するかも)のブログ
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富山県議会:新たに「道路調査」で政活費不正

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◇自民県議が経費14万8000円不正請求

 富山県議会で相次ぐ政務活動費の不正請求問題で、新たに杉本正県議(67)=自民=が「側溝安全調査」や「道路修理等」の名目で不正に政務活動費を請求していたことが分かった。2015年度だけで計約160回にわたり約4000キロを調査のために車で走ったとして、車のガソリン代などの経費約14万8000円を不正請求しており、同様に5年間繰り返していたという。杉本県議は虚偽記載を認める一方で、「民家を巡り、年間約6万部の議会だよりを配布していた」と説明し、政活費は返還しないとしている。

 活動実績報告書によると、富山市内約20カ所の周辺道路の修理や側溝の安全点検をほぼ月1回ほどの頻度で実施したとされる。記載の一例では、同市北部の「萩浦地区センター他」に15年4月13日をはじめ13回にわたり、「県道側溝安全チェック」などに出かけ、毎回20キロ走ったとしていた。しかし、自宅と同センターは片道約1.5キロしかなかった。

 また、積雪の影響で、電車の運休や高速道路の通行止めが相次いだ今年1月25日にも、自宅から約9キロ南の長岡地区センターに向かい「県道側溝安全チェック」をしていたとし、経費を請求した。

 こうした記載について、杉本県議は「道路調査と書いたのは議会だよりを配るための言い訳だ。面倒なので、距離は勘で書いた」と虚偽だったことを認めた。こうした手法は約5年前に自民会派関係者から教えられたという。

 杉本県議は「請求内容が不適切だった」としたが、「議会だよりの配布は政務活動であり、政活費は返還しないし、辞職もしない」と話した。

 議会だよりには「自民党入党のお願い」などと、政活費での支出が不適当な政党活動や後援会活動ととられる記載もあるが、「(不適当な部分は除き)案分して政活費を請求した」としている。【岩間理紀、原田悠自】

2016年09月26日
毎日新聞(無料)から
(引用)




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