厚生労働省は27日、2015年の日本人の平均寿命が女性87・05歳、男性80・79歳となり、ともに過去最高を更新したと発表した。
前年と比べて女性は0・22歳、男性は0・29歳延びたが、女性は長寿世界一から2位に、男性は3位タイから4位へと順位を落とした。
平均寿命は、その年に生まれた0歳児が、平均で何歳まで生きるかを予測した数値。厚労省は、寿命が延びた要因について、がんと心疾患、脳血管疾患の「3大疾患」の死亡状況が改善したほか、15年はインフルエンザの流行の遅れで呼吸器疾患による死亡が減少したためと分析。担当課は「医療技術の進展や健康志向の広がりが背景にある」とした。
読売新聞から
2016年07月27日19時21分
(引用)
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平均寿命、過去最高更新…男女とも順位は落とす
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