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Channel: おっちゃん、さん。(そろそろ引退するかも)のブログ
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<遺伝子検査>相次ぐ企業の参入…利用者のトラブル急増中

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 病気のかかりやすさや体質を判定する個人向け「遺伝子検査ビジネス」を巡り、利用者からのトラブルなどの相談がこの5年で急増していることが、経済産業省のまとめで分かった。大半は解約に応じないなど一般的な商取引に関する内容だが、検査結果や分析に基づいて勧められる商品への苦情もあった。

 全国の消費生活センターなどに寄せられた2002年以降の相談件数を経産省が初めて集計し、27日開かれた政府の有識者検討会で示した。総数は365件で、10年までは計56件だったのに対し、11年以降は計309件と大きく増えた。内訳は11年122件、12年13件、13年24件、14年38件、昨年112件だった。

 相談内容は、太りやすさや肌質の分析結果を基に勧められるダイエット関連商品や化粧品などの解約、キャンセルの相談が半数近くを占めた。中国など海外から遺伝子検査キットが無断で郵送されてくるといった内容も3割あった。二つの検査会社で分析結果が異なるなど、遺伝子検査そのものに関する内容は6件にとどまった。

 遺伝子検査ビジネスは、医療とは別に、利用者から送られた唾液や口の粘膜などの遺伝子を分析し、統計データとの比較で特定の病気へのリスクなどを調べる。近年企業の参入が相次いでおり、健康維持のきっかけになるとの期待の一方、科学的根拠のないサービスを提供する例もある。法規制はなく、業界団体が独自の認定制度づくりを進めている。【千葉紀和】

毎日新聞から
2016年1月28日(木)9時0分
(引用)




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