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Channel: おっちゃん、さん。(そろそろ引退するかも)のブログ
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6【竑海外ニュース】珣

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(引用)



犾台湾高校生、座り込み抗議 「中国史観」指導要領が施行

 台湾で中国とのつながりを強調する「中国史観」への揺り戻しとして批判が出ている新たな高校の学習指導要領が1日、施行日を迎えた。反発する高校生ら約100人が台北市の教育部敷地内に座り込み、新要領撤回と教育部長(教育相)の辞任を求めている。

 新指導要領とそれに基づく歴史教科書をめぐっては、反対運動に参加していた元生徒が7月30日に自殺。仲間の生徒らが反発を強め、31日未明に教育部敷地内に入り込んだ。同日午後には呉思華・教育部長が対話を呼びかけたが、生徒らは新要領の即時撤回を求め、平行線をたどった。

 生徒らが特に批判しているのは、台湾史の要領改訂だ。17世紀に清朝と戦った鄭成功一族による台湾統治を、「鄭氏統治時期」との表現から、明朝とのつながりを示す「明鄭統治時期」に変更するなどした。台湾では若い世代を中心に「台湾は台湾独自の歴史を歩んできた」との思いが強まっており、反発を招いた。改訂手続きが不適切だったとの批判も強い。

 教育部は「手続きを全て終え、教科書も刷り上がっている」などとして新要領を予定通り施行、9月入学の新入生から適用する。一方で従来の要領に基づいた教科書の使用も認め、論争がある内容は大学入試に出さないなどの方針を示し、理解を求めている。ただ、生徒らは納得しておらず、抗議活動を続ける構えだ。

朝日新聞デジタルから
2015年8月1日(土)23時53分
(引用)



犾300年前の沈没船から1億円を超える財宝を発見、どう分ける?米フロリダ沖

 300年前に米国フロリダ州沖で沈没したスペイン船団の船から、52枚の金貨や12メートルの金の鎖、110枚の銀貨やボタンなど総額100万ドル(約1億2400万円)相当の財宝が見つかったと発表された。

 実際には1カ月前の6月17日に財宝は発見されていたが、公表は控えられていた。発見者であるフロリダ州在住のエリック・シュミット一家が、沈没からちょうど300年目にあたる7月に合わせて発表したいと希望したためだ。

 沈没した11隻の船は、スペイン国籍のティエラ・フィルメおよびニュー・スペインという商船隊に属し、金、銀、その他の財宝を新大陸のスペイン植民地からヨーロッパへ輸送する船の護衛を行っていた。

 米イースト・カロライナ大学の海洋考古学者ジェニファー・マッキノン氏は、今年初めのインタビューで次のように語っていた。「ティエラ・フィルメは中南米を回って原材料をスペインへ輸送し、またヨーロッパからの物資を新大陸へ運ぶのに重要な役割を果たしていました」。マッキノン氏は、今回の発見には関わっていない。(参考記事:「17世紀に沈没したスペイン商船、積荷ごと発見」)

 1715年7月30日から31日にかけて、スペインへ戻る途中だった船団はフロリダ沖を通過中に、ハリケーンに遭って沈没した。

 シュミット一家は、この沈没船捜索の独占権を持つ1715フリート・クイーンズ・ジュエルズ社と契約を結び、過去数年にわたって船の捜索を行っていた。

予期せぬ発見

 とはいえ、捜索は簡単ではなかった。「見つけたとしても、空っぽの穴だったり、ビール缶くらいのものでした」と捜索ダイバーの一人は語る。

 ところが今回は、フロリダ州フォート・ピアースの砂浜から305メートル沖、水深4.5メートルの海底で幸運をつかんだ。

 その日は、いつもと変わらない朝だったと、シュミット氏は振り返る。午前9時か9時半頃、海底をさらっていると、砂の中から金貨が1枚顔を出した。もっと砂を払うと、さらに財宝が現れたという。「全く信じられませんでした」とシュミット氏。さっそく、1715フリート・クイーンズ・ジュエルズ社の共同創業者ブレント・ブリスベン氏へ連絡を入れた。現物を確認したブリスベン氏は、「本当にびっくりしましたよ。文字通り、体が震えました」と語る。(参考記事:「イングランド 地中に眠る騎士の財宝」)

 ブリスベン氏の会社とその下請け業者は、2010年から沈没船の捜索を続けてきたが、量の点でも、希少さという点でも、今回の発見がこれまでで最大だろうと話す。金貨の中には、トライセンテニアル・ロイヤルと呼ばれる非常に珍しいコインが含まれており、その価値は50万ドル以上とされている。

 ブリスベン氏によると、当時のコインは金や銀の質や重さが重要視され、ほとんどが粗い仕上がりだった。しかし、「中には完璧に仕上げられたコインがわずかながら存在します。これらは『ロイヤル』と呼ばれ、王室へ献上されていました」と言う。(参考記事:「南仏で発見 古代ローマの沈没船」)

お宝の行方は?

 シュミット氏とそのチームは、その後も財宝が見つかった場所の捜索を続け、さらに銀貨やボタン、燭台を引き上げたが、最初の発見ほど大きなものは見つかっていない。

 財宝は全て、フロリダ州の連邦地方裁判所南地区の管轄下にあり、ブリスベン氏の会社が管理する。フロリダ州は、ブリスベン氏とその下請け業者が発見したものの20%を徴収する権利を有する。

 毎年、州職員がやってきては発見されたものを検分し、博物館へ保存したいものを見つければ、裁判所へ要請を出す。裁判所が承認すれば、会社はその品を引き渡す。

 今回発見された財宝は、州が取り分を引いた残りを、ブリスベン氏とシュミット一家がきっちり半分に分けるという。

文=Jane J. Lee/訳=ルーバー荒井ハンナ

ナショナル ジオグラフィック日本版から
2015年7月31日(金)7時20分
(引用)




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