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Channel: おっちゃん、さん。(そろそろ引退するかも)のブログ
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【靖フィリピン・ニュース】鈊22珵

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(引用)




(引用)



犾農業IT技術。生産者と消費者をつなぐ生産・流通システム導入に、日系企業のIT技術を活用

 農業生産者から消費者までをつなぐ「フード・バリュー・チェーン」をフィリピンで実現するため、日本の情報通信(IT)技術を比の市場や生産者団体に導入する試みが、国際協力機構(JICA)と日系企業によって進められている。IT技術による生産管理や卸市場での取引の簡易化、透明化によって、無駄なコストを削減し、効率の良い農業を実現することが目的。

 事業の中心は東京都豊島区に本社を置くイーサポートリンク社。JICAの民間提案型普及・実証事業の枠組で、2013年9月から事業を行っている。

 比の場合、生産者と卸業者が取引する卸市場では、双方の間に「中間業者」が存在。中間業者が適正な価格で取引せず、農産品を買いたたくことが多く、やっかいな問題になっている。

 同社の仕入れ販売管理システムでは、中間業者と生産者間での取引額や農産品の量、品質、卸市場の農産品在庫数などをすべてデータ化した上でコンピューター管理するため、卸市場の管理者による中間業者の不正監視が可能になるという。

 同社は事前調査の後、ルソン地方ケソン州サリアヤ町のセントロパミリハン卸市場を「モデル市場」に選び、14年4月から管理システムをテスト導入し、同年6月から本格開始した。それまで、中間業者などの取引を市場管理者が管理し切れないという問題を抱えていたが、システム導入後は「取引明細を見ることができ、仕入れ調整も可能になった」と管理者の反応も良かったという。

 15年5月にJICAの事業は終了したが、その後も同社は同市場と契約を結び事業を継続。今後は、キャベツやレタスなど高原野菜の産地であるルソン地方ベンゲット州やミンダナオ地方ダバオ市など全国23カ所にある比農務省傘下の公設卸市場に同システムを導入する計画が立ち上がっている。

 一方、生産者の栽培管理システムもルソン地方ヌエバエシハ州タラベラ町の野菜生産者団体と協力、導入を進めている。同システムは、生産者ごとに農薬・肥料使用料や種子の品質、コストといった生産に関わる情報をデータベース化し、生産者団体が技術指導や生産調整に活用できる。

 同社の川島輝洋海外事業部長によると、残留農薬など生産情報に厳しい目を持つ日本では、物品の流通経路を消費から生産まで追跡できる「トレーサビリティ」の重要性が高まっている。そのため、IT技術による生産・流通管理システムが一般的に普及。流通管理システムにおける日本の技術は欧米など他の先進国に先んじており、ビジネスとして国際的にも競争できる分野という。

 一方、流通システムの比での普及には課題もある。卸市場から小売業者をつなぐ流通システムは、比ではまだ導入のめどが立っていない。卸市場、小売業間の流通システムが確立すると、生産者から消費者までがつながり、需給調整やトレーサビリティも可能になる。しかし、川島部長によると、市場、小売間での流通システム導入には「早くて3年、現実的には5年」かかるとみている。

 また、比では中間層以下の人口が多く、トレーサビリティに関心を持つのは一部富裕層のみ。システムの普及には経済発展による中間層以下の底上げや意識改革が必要になる。

 安倍政権は高品質な農産品の輸出拡大を戦略に掲げているが、新興国では依然、「質より量」が重視される。意識変革が今後の課題となりそうだ。(加藤昌平)

まにら新聞から
2015.12.6
(引用)



犾両陛下のフィリピン訪問 正式決定

天皇皇后両陛下が、来年1月26日から5日間の予定で、フィリピンを親善訪問されることが正式に決まりました。滞在中には日本政府が建てた慰霊碑も訪れ、太平洋戦争の戦没者の霊を慰められます。

これは4日の閣議で決まったもので、両陛下は来年、日本との国交正常化から60周年を迎えるフィリピンを、1月26日から5日間の予定で国賓として親善訪問されることになりました。

宮内庁などによりますと、両陛下は1月26日に政府専用機で羽田をたって、フィリピンの首都マニラに到着し、翌27日、大統領府のあるマラカニアン宮殿で歓迎式典やアキノ大統領との会見に臨むほか、歓迎の晩さん会に出席して、天皇陛下が日本とフィリピンの友好関係の発展を願うおことばを述べられる見通しです。

また、両陛下は、マニラ中心部の公園を訪れてフィリピン独立運動の英雄ホセ・リサールの記念碑に花を供えるほか、フィリピン人戦没者を慰霊する「無名戦士の墓」も訪ねて戦没者の霊を慰められる予定です。そして、29日にはマニラからおよそ70キロ離れたカリラヤにある日本政府が建てた戦没者の慰霊碑を訪ねられます。

フィリピンでは、太平洋戦争で50万人を超える日本人を含む多くの人たちが犠牲になっていて、カリラヤの慰霊碑は、海外で命を落とした戦没者を追悼したいという両陛下の意向も受けて訪問先に加えられました。

マニラは交通渋滞が激しく、慰霊碑の往復には両陛下のパラオ訪問のときと同様、海上保安庁の巡視船「あきつしま」が運ぶヘリコプターを使う案も検討されています。

さらに、今回の訪問ではフィリピン人の元留学生や元研修生などとの懇談のほか、職業訓練施設や稲に関する国際研究機関の視察なども検討されていて、両陛下にとって国際親善に尽くされる旅となりそうです。

両陛下のフィリピン訪問は、皇太子夫妻として訪ねられた昭和37年以来54年ぶりで、天皇皇后としては初めてになります。

遺族「心に区切りつけられる」

フィリピンで戦った元兵士や戦没者の遺族らで作る「曙光会」の事務局長を務める本間尚代さん(78)は、「本当にありがたいことで、ただただ感謝です。私たちの気持ち、そして、フィリピンに行けない人の気持ちも全部背負って、お参りしてくださると思います」と語りました。

本間さんはルソン島の戦闘で父親を亡くし、40年近く前から毎年のように慰霊のためフィリピンを訪れていて、「戦後70年と言われても、私たちはずっと背負って生きています。父の元に行くまで戦後だと思っていましたが、陛下が行ってくださるということで、心に区切りがつけられると思います」と話していました。

フィリピン大統領府が歓迎の意

天皇皇后両陛下がフィリピンを親善訪問されることが正式に決まったことについて、フィリピン大統領府は4日に声明を発表し、「フィリピン政府と国民は、両陛下をお迎えするのを心待ちにしております」と歓迎の意を表しました。そのうえで、「フィリピンと日本の国交正常化から60周年という記念の年は、両陛下のご訪問という大変喜ばしい出来事から始まることとなり、両国の関係はさらに深まっていくでしょう」と期待を示しました。

2015年12月4日11時18分
NHKニュースから
(引用)




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