犾
(引用)
犾ムカデ競走、1年に482人骨折 昨年度の小中高調査
運動会やその練習中に、足をつないで集団で走る「ムカデ競走」で昨年度、482人が足や肩などを骨折したことが、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の調査でわかった。子どもの生活事故を研究する西田佳史(よしふみ)首席研究員は「気を付けないと、危ない競技。1グループを少人数にするなど改善の必要がある」と指摘している。
日本スポーツ振興センターに報告された昨年度の全国の小中学校や高校での事故計約102万件(死亡事故を除く)を分析した。その結果、ムカデ競走で2205人がけがをし、うち2割が骨折だった。6人組の先頭が転び、後ろの生徒が折り重なったため右大腿(だいたい)骨を骨折▽15人組の列が後ろに倒れて数人が骨折や負傷――といった事例があった。頭を強く打ち、体にまひが残ったケースもあった。
男女別では男子が796件、女子が1409件。約85%が中学校で起き、練習中が1887件、当日が318件だった。
西田首席研究員は「子どもたちの結束を高め、運動会を盛り上げる種目かもしれないが、危険であることが長年見過ごされていた。先生は、けがの防止に努めてほしい」と話した。(池田良)
朝日新聞デジタルから
2015年10月15日(木)0時37分
(引用)
犾意外!? 女性用ナプキンを“愛用”する男性たち〈dot.〉
女性用生理用品「ナプキン」を使う男性がいる――はたして何のために使っているのか。実はこのナプキン、意外な転用が可能なのだという。そんな男性の利用者の声を聞いてみた。
「最初着けたときはなんだか気恥ずかしくて……。まさか、自分がナプキンを着けることになるとは、思いもしませんでした」
こう語るのは営業職として大阪府内の印刷会社で勤務する40代男性だ。3年前、痔を患った際、どうにも痛くて座れない。そんなとき通院した病院の看護師から勧められたのが“ナプキン”だった。
「分厚い“夜用”といわれるナプキンを勧められました。パンツはトランクス派だったのですがブリーフに換えました。もちろんナプキン使用のためです。実際に着けてみるとクッション代わりになってとても心地よかったです」(前出の40代男性)
ナプキンをクッション代わりに使用する例は、激しい任務と車両での移動が多い陸上自衛隊員や、長時間運転のため座りっぱなしのタクシー、長距離トラックの運転手といった職に就く人の間でもよく知られた話だという。他にも大学のカッター(大型ボート)部やボート部の学生の間でも愛用する例は数多い。
事実、医療関係者の間では男性にナプキン装着を勧めることは決して珍しいことではないようだ。とりわけ痔の場合、手術前だと先述したクッション代わりに、手術後は出血に備えての包帯やガーゼの代用品として重宝されている。
「女性の生理時、経血を吸い取るナプキンは、痔や肛門周囲潰瘍、肛門周囲炎を患った際の出血、膿にも十分対応できます。下着や服に出血や膿が染みることもない。消臭効果もあります。こうした知識を男性が持つだけでも、いざというとき安心です」(看護師)
ナプキンが持つ消臭効果の転用には、「靴の中敷」としての利用が挙げられる。ナプキンを靴の中に入れると消臭のみならず汗取りの役割も果たす。なかでも“羽つき”と呼ばれる着用時のズレを防ぐテープつきのナプキンは靴のなかでもズレない優れものだ。
「水虫を患っているため、ずっと同じ中敷を使うと不衛生です。それで何かないかと尋ねると、大学時代、アメリカンフットボール部だった同僚がこのナプキンを勧めてきました。最初はからかっているのかと思いましたが、つけてみてその意外な効果に驚いています」(東京都内・メーカー勤務30代男性)
さて、ナプキンとは何の縁もなさそうなアメフトという言葉が出てきたが、意外にもこの両者は相性がいい。その理由をアメフト経験者は次のように語った。
「汗止めとしてヘルメットに貼り付けます。試合時、汗が目に入ると動きが鈍くなる。ナプキンの装着で、試合中も快適です」
汗取りとしての使用もまた意外な場面で転用されている。ホストやファッションモデルなど身だしなみに気を遣う職業に就く男性の間で、夏場を中心にこのナプキンを用いるケースだ。40代の元ファッションモデル男性はその使用理由と方法をこう話す。
「排尿後に残尿が出ると、インナー(下着)からパンツ(ズボン)まで染みることがある。とくに生地の薄い夏場がひどい。トイレから戻った男性をみているとたまにいるでしょう? これを防ぐために男性器に接する部分にナプキンを着けるのです」
元モデル男性によると、今では尿漏れパッドも売っているものの、これはドラッグストアなど専門店でなければ手に入らない。だが、女性の生理用ナプキンならコンビニに駆け込めばまず手に入る。その手軽さからナプキンを用いることが多いという。
これら男性によるナプキンの転用について、製造元企業はどう捉えているのか。ナプキンを製造・販売する主な企業に聞くと、その回答はおおむね次のような内容に集約された。
「そもそもナプキンとは女性をターゲットとして製造、販売している商品で、その技術開発も女性のためにやっている。メーカーとして本来目的以外の使用についてどうこういう立場にはない」
とはいえ、女性に快適さをもたらすナプキンは、男性にもまた快適さをもたらすことは紛れない事実。案外、男性用ナプキンが登場する日も近いかもしれない。
(フリーランス・ライター・秋山謙一郎)
dot.から
2015年10月11日(日)16時7分
(引用)
犾10億人を救った特効薬=ノーベル賞
ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった大村智・北里大特別栄誉教授は、長年にわたり微生物が作る有用な化合物を探求してきた。
中でも1979年に発見された「エバーメクチン」は、アフリカや東南アジア、中南米など熱帯域に住む10億人もの人々を、寄生虫病から救う特効薬へとつながった。
大村さんは73年、大手製薬会社メルク社と共同研究を開始。さまざまな微生物が作る抗生物質などの探索を進める中で、静岡県内の土壌から分離された微生物が生産するエバーメクチンを発見した。
この物質は線虫などの神経系をまひさせる一方、哺乳類の神経系には影響しない特性があることが分かった。エバーメクチンを基に、さらに効果を強めた「イベルメクチン」は家畜の抗寄生虫薬として世界的なベストセラーとなった。
さらに、失明につながるオンコセルカ症やリンパ系フィラリア症(象皮症)など、熱帯域にまん延する寄生虫病にも効果があることが判明した。
世界保健機関(WHO)はメルク社の協力を得て、アフリカなど寄生虫病に苦しむ地域にイベルメクチンを配布するプログラムを開始。メルク社によると、2012年までに延べ10億人以上にイベルメクチンが無償提供された。
WHOによると、西アフリカでは02年までに少なくとも4000万人のオンコセルカ症の感染を予防。象皮症でも00年から対象となる53カ国でイベルメクチンなどの集団投与が進められており、20年までの制圧も視野に入ってきている。
時事通信から
2015年10月5日(月)20時52分
(引用)
犾福島産米:全袋検査を継続…「信頼回復まだ完全ではない」
東京電力福島第1原発事故を受け、福島県は2012年産以降の県産米について放射性物質の全量全袋検査を続けている。基準値超えは年々減少し、14年産(販売用)はゼロ。今年8月下旬から検査が始まった15年産でも出ていない。毎年約1000万袋(1袋30キロ)以上を検査し、50億円前後の費用がかかるが、「信頼回復はまだ完全ではない」として当面、全袋検査を継続する方針だ。
国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下の米袋には「安全シール」が貼られ、出荷が許可される。県によると、検査で基準値を超えたのは、12年産71袋、13年産28袋。14年産は、放射性物質の低減対策をしていなかった自家用の2袋だけだった。土中のセシウムを吸着させるカリウムをまくなどの対策が進んだ結果とみられる。
事故が発生した年の11年産はサンプル検査だった。県は同年10月、国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)超えの米は見つからなかったと「安全」を宣言した。だが1カ月後に規制値超えが相次いで見つかり、翌年から全袋検査に変更。約40億円かけ検査機器202台を購入し、県全域に配置した。12~14年度の3年間で人件費や機械の稼働費など計約150億円かかった。費用には東電の賠償金が充てられる見込みだ。
JA新ふくしまの菅野孝志組合長は「3年間のデータを踏まえれば、サンプル検査でも安全性を確保できるのでは」と話す。ただ、県が13年に県内外の業者や消費者など約600件を対象に実施したアンケートで、7割以上が全袋検査を「評価できる」と支持。「実施しない場合、県産米を食べる(取り扱う)か」との質問には過半数が否定的だった。
県水田畑作課の担当者は「11年は出荷を進めるため安全宣言を出したが、結果的に消費者の信頼を失ってしまった。全袋検査をやめるのは信頼を取り戻せたとき。今はまだその段階ではない」と話している。【横田香奈】
2015年10月04日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾「大勝軒」分裂!「2代目がひどい仕打ち」弟子31人クーデター
人気ラーメン店「東池袋大勝軒」(東京豊島区)の創業者・山岸一雄氏(享年80)が今年4月に亡くなって半年、大勝軒が揺れている。
約60人の弟子で構成された互助組織「大勝軒のれん会」が分裂。「のれん会」を脱会した弟子ら31人が今年8月、「大勝軒 味と心を守る会」を発足した。「守る会」代表の一人で「お茶の水、大勝軒」店主・田内川真介氏(38)は、「2代目からひどい仕打ちを受けた。山岸さんの後継者として認めるわけにはいかない」などと話し、真っ向から対立する構えを見せている。
“ラーメンの神様”と呼ばれ全国に100人以上弟子がいるという山岸氏が4月1日にこの世を去ったわずか4か月後、「東池袋大勝軒」2代目店主・飯野敏彦氏(47)に対して“クーデター”が勃発していた。
田内川氏によると、7月末に「のれん会」から16人の弟子が脱会。同会に所属していなかった弟子らと合流し、8月1日に「味と心を守る会」を全国31店で発足した。同会は「飯野氏を2代目と認められない。我々こそが本流」と宣言した。
分裂が決定的となったのは、山岸氏の告別式が執り行われた4月8日だった。田内川氏らによると、焼香を終えると、雨が降る中、葬儀が終わるまで外で待たされ、火葬場の場所も知らされなかったという。「せめてマスターと最後のお別れがしたい」と火葬場を探し、たどり着いたが「身内だけしか入れない」と、古参を含め約20人の弟子は門前払いを受けた。
その夜、集まった多くの弟子の中から「亡くなったことや葬儀の日程も知らされなかった。『のれん会』にいる意味があるのか」などと怒りの声が噴出。飯野氏側から謝罪はなかったという。
「守る会」の相談役となった「東池おはこ大勝軒」店主・柴木俊男氏(67)は、07年に閉店となった旧本店で約15年間、番頭を務めた。「47年も付き合いがあるのに火葬場に入れてくれなかった。弟子に対する愛情を感じない」と語った。
これに対し、飯野氏は、火葬場で弟子らを門前払いをしたことは認めたが、「自分が言葉にすると影響が大きい」と詳細は語らなかった。「守る会」については「無理やり一緒にいるより、いいかもしれない。分裂して良い結果になることもある。同じ釜の飯を食べた仲間たちなので頑張ってほしい」とエールを送った。
「のれん会」は、業者の紹介や、均等に取材が受けられることなどを目的として、08年ごろに弟子らで設立されたというが、「『のれん会』に所属していても、店のPR取材の対応や、新商品開発などは本店の許可を得なければならず自由がなかった」と田内川氏。
2日に開幕した「大つけ麺博」(東京都新宿区)に、「山岸一雄一門」として14日から参加する。今後は「守る会」に参加する店を増やし、本店に対抗していく考え。グッズ開発なども視野に入れている。
ラーメン評論家・大崎裕史氏「山岸さんは心を開いて、多くの弟子をとっていたので、いつかは分裂するのではと思っていたが、こんなに早いとは…。でも、一門が分裂することは、よくあること。田内川さんの店はとても忠実に(山岸さん時代の)大勝軒の味を再現していて、山岸さんは体調が悪い時もよく食べに行っていた。2代目の飯野さんは山岸さんが生前に認めた人だから、それぞれのグループが大勝軒を盛り上げていけばいいと思う」
スポーツ報知から
2015年10月4日(日)7時8分
(引用)
犾「ツタヤ」管理の神奈川・海老名図書館 蔵書にタイ歓楽街案内
レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)を運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」などが指定管理者となって1日にリニューアルオープンした神奈川県海老名市立中央図書館が新規購入した書籍に、タイ・バンコクの歓楽街を紹介するガイド本などが少なくとも3冊含まれていたことが3日、分かった。
3冊はリニューアルにあたって同図書館が購入した約7200冊に含まれており、バンコクの飲食店や性的サービスを提供する風俗店の紹介のほか、店員とのやりとり事例を示したタイ語会話集などを掲載。貸し出しされていた。
CCCが携わる図書館としては佐賀県武雄市に次いで2例目だったが、武雄市では住民ニーズが低そうな本を購入していたことが批判され、海老名市はリニューアルオープン前に新規購入リストを市教育委員会の教育長らが確認、選書をやり直していた。市教委は「選定基準内で問題はないと判断した。他自治体での選定実績もある」と話している。
本を確認した同市の山口良樹市議は「女性を不愉快にさせる内容の本が教育長の承認を経て公立図書館に配架されていることに憤りを感じる」と指摘している。
産経新聞から
2015年10月4日(日)7時55分
(引用)
犾地域の味付け:ビール、コーヒー、おでんなどで続々
小売りや食品・飲料業界で、地域ごとに味付けなどを変えた商品の投入が相次いでいる。2014年ごろからコンビニエンスストア最大手の「セブン-イレブン」が地域限定の総菜類を強化したほか、ビール、菓子など他業界でも同様の取り組みが浸透。全国統一の商品ではなく、地域密着型の商品で消費者にアピールし、販売増を目指す動きが今後も続きそうだ。【種市房子、岡大介】
キリンビールは12月1日、全国9工場ごとに現地の食文化や特産物に合うように工夫した地域限定の「一番搾り」を数量限定で発売する。例えば中華街に近い横浜工場では、味の濃い中華料理に合うようにカラメルの香りがする麦芽を混ぜて味や色合いを濃くし、アルコール度数も通常の5%から6%に引き上げる。
同社は5月に地域限定ビールを発売したところ、2カ月間の販売数量が目標の3倍の約60万ケース(1ケースは大瓶20本)を記録。12月発売分が第2弾になる。ビール業界では従来、各工場によって味や風味が変わらないようにするのが通例だった。キリンビールは「逆に違いを売り物にしたところ、ヒットにつながった」と分析し、逆転の発想が奏功したと説明する。
サントリー食品インターナショナルも9月から全国7地域ごとに味付けを変えたコーヒー「ボス レインボーマウンテンブレンド」を販売中。従来の販売データや消費者のネット調査データを分析し、地域ごとに豆の種類、砂糖・ミルクの配合を調整したのが特徴だ。
地域化でいち早く成功したのがセブン-イレブンだ。従来は親会社のセブン&アイ・ホールディングスの本社がある東京を中心にプライベートブランド(PB)商品の開発をしていた。しかし、関西地域で販売低迷が目立っていたため、14年初めごろから、てこ入れ策を検討。例えば「関西は豚肉ではなく牛肉を好む」という点に目をつけ、PBの「肉じゃが」は関西だけ牛肉を使用。だしを利かせた卵焼き、そばなどを矢継ぎ早に地域限定で発売したところ、関西での販売増につながった。同社は他地域でも「そば入りお好み焼き」(中国地方)▽「麦みそ使用の豚汁」(九州)など、ご当地の食文化に合わせた総菜を発売した。
ローソンも今年8月から全国6地域ごとに違うだしを使ったおでんを発売。「北海道・東北」(煮干し)、「関東・沖縄」(かつお節、昆布)、「近畿」(牛、鶏)といった具合だ。カルビーもポテトチップスで地域限定商品を順次、投入している。
地域密着型の商品が相次ぐ背景には、消費者の好みが多様化していることがある。野村証券の生田雅史アナリストは「もともと日本人は地域の味を大切にする傾向があり、同一商品を全国一律で売る販売モデルは限界に来ている。地域色を新たな価値として売り込む商品がこれからも増えるだろう」と分析している。
2015年10月03日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾<富士山ゴミ拾い大会>企業11チーム80人が参加
「MOTTAINAIキャンペーン」に賛同する企業が富士山周辺を清掃する「第10回企業対抗富士山ゴミ拾い大会」が3日、静岡県富士市の田子の浦海岸であった。晴天の下、11チームの約80人が参加し、約1時間半で回収量やチームワークを競った。
駿河湾から打ち上げられたペットボトルや空き缶、プラスチック類など2トントラック1台分を集めた。タレントのルー大柴さんも参加し、審査員を務めた。
主な賞は次の通り。MOTTAINAI大賞=伊藤忠テクノソリューションズ赤チーム▽トゥギャザー賞=伊藤忠食糧▽アイデア賞=シナジーマーケティング
毎日新聞から
2015年10月3日(土)20時25分
(引用)
犾<たばこ火災>「出火場所ベランダ」増加中…ホタル族要注意
たばこによる建物火災のうち、ベランダが出火場所になった件数が2005年の162件から、昨年は273件に増加したことが総務省消防庁への取材で分かった。この間、建物火災の総数は減ったのにベランダ分は111件も増えている。室内での受動喫煙を避けるためベランダでたばこを吸う「ホタル族」の増加が原因だとして、消防関係者は火災防止を訴えている。
消防庁によると、05年のたばこによる建物火災は3495件。うち出火場所がベランダのものは162件で、それ以外の場所は3333件だった。昨年は全体の件数が2368件と1127件減少したのに、ベランダからの出火は逆に増え273件になった。全体に占めるベランダ火災の割合は05年の4.6%から、昨年は11.5%になっている。
東京消防庁によると直近のケースでは23日午前8時ごろ、東京都北区志茂の11階建てマンションでたばこが原因とみられる火災があった。住民が3階のベランダで喫煙していたところ、灰皿からたばこが落ち、下にあった紙くずに燃え移った。外壁などを焼いたが、けが人はなかった。
横浜市消防局によると、同市内でのたばこが原因のベランダ火災は09年に年間5件だったが、昨年は11件と増加。今年は6月末までの上半期で8件に上っている。
一方、福岡市消防局によると福岡市では1月、吸い殻のたまったカップ麺の容器に、たばこを捨てた後に出火。6月にも植木鉢を灰皿代わりにしていたところ積もった吸い殻とともに燃えたという。
東京消防庁の過去の調査によると、たばこによるベランダ火災では8割以上が吸い殻の処理方法に問題があった。福岡市消防局の担当者は(1)完全に消えていないのに、ごみ袋やカップ麺など燃えやすい物の中に捨てる(2)吸い殻のたまった灰皿の中でもみ消し、消えたと思い込んでいたがしばらくして出火(3)火種が風で飛び、周囲の物に燃え移る--などのケースがあるとしており、水を張ったステンレス製灰皿の使用などを呼びかける。
厚生労働省の研究班は07年、喫煙者の夫を持つ妻の場合、夫が非喫煙者の妻よりも肺腺がんにかかる危険性が2倍になると発表。さらに国土交通省は11年、賃貸住宅のたばこのヤニによる汚れを借り主の負担で原状回復すべきだとのガイドラインを公表した。こうした動きなどから、室内での喫煙を避ける傾向が強まっているとみられる。【宗岡敬介、山崎征克】
毎日新聞から
2015年9月28日(月)16時0分
(引用)
犾薄暮の事故死、10月倍増=昨年、77%が高齢者―「明るい色の服装を」・警察庁
日没の前後2時間の「薄暮」に起きた交通事故で亡くなる人が10月から年末にかけ急増する傾向にあることが、警察庁への取材で分かった。
昨年は12月までの3カ月間に全国で213人が死亡。1カ月の平均は1~9月の2倍に上った。65歳以上の高齢者が77%を占め、全体を押し上げている。
日の沈む時間が地域で異なるため、警察庁は2012年から統計の取り方を変更。日没時刻の前後1時間ずつを薄暮とし、この2時間に起きた事故を集計した。昨年1年間に事故で死亡した4113人のうち、535人は薄暮の事故だった。
月別の推移をみると、1~9月は25~50人で平均35.77人。9月は40人だったが、10月は74人に激増。11月は63人、12月も76人と高止まりした。
このうち高齢者は10~12月に55人、50人、58人の計163人が死亡。全年齢層に占める割合は76.5%で、年間を通じた高齢者比率(53.3%)より23ポイントも高かった。
一方、65歳未満の死者数は各月9~19人で推移し、10~12月に大きな増加は見られなかった。
これらの傾向は12年、13年も同様だった。
高齢者の死亡事故がこの時期の夕暮れに増えることについて、警察庁の担当者は「外出するお年寄りの多い時間帯と日没が重なるため」と分析。「歩行者は明るい色の服と反射材を着用し、むちゃな横断を控えてほしい。ドライバーは早めの点灯と時間にゆとりを持った運転を心掛けて」と呼び掛けている。
時事通信から
2015年9月28日(月)14時33分
(引用)
犾牛丼大手3社:地域限定、期間限定で50~80円値下げ
牛丼チェーンの「吉野家」「松屋」「すき家」の大手3社は9月末以降、地域と期間を限定して値下げを実施する。値下げ幅は50~80円。昨年以降の値上げで落ち込んだ客足の回復を図りたい考えだが、期間限定だけに効果は未知数だ。
吉野家は関西や九州など西日本地区限定で、10月1~7日まで牛丼並盛りを380円から300円に値下げ。松屋は10月15~22日、「プレミアム牛めし」を関東地方を中心に380円から330円にする。すき家は29日~10月8日に沖縄県を除く全国の店舗で牛丼並盛りを60円値下げして290円にする。
かつては値下げを競い合っていた牛丼業界だが、円安に伴う牛肉輸入価格の高騰で各社は今春までに値上げを相次いで実施。その後、客足が1割程度落ち込んでいた。
4月に大手で唯一200円台だった牛丼並盛りの価格を上げたすき家本部の興津龍太郎社長は25日、記者会見で「今は350円という価格は受け入れられている。見直すつもりはない」と強調。各社とも、値下げを期間限定にすることで「価格競争」の再現は避けたい考えだ。
牛丼業界は、総菜の充実ぶりが著しいコンビニエンスストアにも客を奪われていて、「期間限定の値下げは『カンフル剤』にはなるかもしれないが、抜本的には低価格に代わる新たな魅力の確立が求められている」(アナリスト)との指摘もある。【岡大介】
2015年09月25日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾バター、店頭から消える 各地で欠品、追加輸入はなし
首都圏と近畿地方にあるスーパーの15%で、バターが欠品していた――。こんな調査結果を、農林水産省が25日発表した。酪農・乳業の業界団体「Jミルク」は、バター不足はほぼ解消されたとしているが、消費者に十分行き渡っているとはいえないようだ。
調査は今月4~6日、農水省の外郭団体が、首都圏と近畿地方にある売り場面積1千平方メートル以上のスーパー計97店を対象に実施した。それによると、バターが棚に全くなく「欠品」していたスーパーが11%、バターの棚がない「取り扱いなし」も4%あった。85%のスーパーはバターを置いていたが、品不足で「お1人様1個」に限定しているスーパーも含まれている。
「Jミルク」が25日発表した今年度のバターの需給見通しによると、政府の1万トンの緊急輸入や、乳業メーカーの増産で3600トンの余裕があると見込む。需要が集中するクリスマスシーズンを含む今年10~12月期のみ400トンの不足を見込んでいるが、メーカーの在庫は増えている。農水省は「昨年のような深刻な品不足は起きない」(牛乳乳製品課)とみて9月に追加の輸入はしないと決めた。
スーパーで欠品が目立つ原因について、農水省は「供給不安から、卸業者などが在庫を増やすなどの動きがある」(同)と流通段階の問題を指摘している。(大畑滋生)
朝日新聞デジタルから
2015年9月25日(金)23時9分
(引用)
鈊小さな木片で大けがも…体育館の床板が刺さる事故相次ぐ
体育館で床に滑り込むプレーの際、床の木片がはがれて体に刺さり、けがをする事故が相次いでいる。「小さな床のささくれが大事故になりかねない」として、消費者庁の消費者安全調査委員会(事故調)は近く対策に向けた調査を始める。
事故の多くはバレーボールのフライングレシーブなどボールに向けて飛び込むプレーで発生している。飛び込んだ床面にささくれや亀裂があると、ウェアが引っかかり、その衝撃でめくれ上がった木片が体を突き刺すケースもあった。
大きなけがにつながった事故は、確認されただけでここ10年で8件。「軽傷だったために表面化していないケースはかなりある」(事故調関係者)とみられる。
富山県立大の男子学生(21)は今年4月、体育館として使っている講堂でフットサルの試合中に大けがをした。ボールに向けて滑り込んだ際、木片(長さ30センチ)が背中に刺さった。傷は肝臓に及び、緊急手術を受けた。
朝日新聞デジタルから
2015年9月25日(金)16時4分
(引用)
犾<ノロウイルス>新型急増中 流行の兆しに要注意
激しい嘔吐(おうと)や下痢を引き起こすノロウイルスの新型が今年初めから国内で感染を広げていることが、川崎市健康安全研究所と国立感染症研究所などのチームの調査で分かった。一部地域では集団食中毒も相次いでいる。人が免疫を持っていないため、例年ノロウイルスの感染者が増える秋から冬にかけて大流行の恐れがあるとして、警戒を呼びかけている。
ノロウイルスは感染性胃腸炎や食中毒の原因となり、感染すると高熱が出て嘔吐や下痢を繰り返す。生の魚介類や感染者の嘔吐物から感染が広がり、体力がない高齢者や子供で重症化する例が多い。誤嚥(ごえん)性肺炎を併発して死亡する場合もある。
研究チームが関東・甲信地方の4自治体(埼玉、栃木、長野各県と川崎市)で昨年以降に検出されたノロウイルスの遺伝子型を調べたところ、「G2・17」という新たな型が今年に入って急増し、例年主に流行する「G2・4」型を大きく上回ったことが分かった。
川崎市では「G2・17」が原因で起きた高齢者施設や保育所での食中毒の集団発生が、8月末までに19件36人に上る。最近は関西でも検出報告があるほか、中国や台湾でも流行が確認されている。
研究チームの岡部信彦・同市健康安全研究所長は「過去最悪の感染者が出た2006年のような大流行も考えておくべきだ。新型だからといって特別な対策が必要なわけではなく、十分な手洗いや二枚貝の加熱調理を徹底してほしい」と呼びかけている。【千葉紀和】
毎日新聞から
2015年9月24日(木)10時40分
(引用)
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『竑その他………』26珒珵珣
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