全国最多となっている自動車盗を減らそうと、愛知県警は来月から、自動車関連業界と連携し、事件解決につながる情報を提供した県民に1万円を支払う取り組みを始める。
自動車盗をめぐる報奨金制度は全国初という。
県警生活安全総務課によると、自動車盗や車上・部品狙い事件について、来年3月までに寄せられた情報が対象となる。容疑者が検挙されれば、県自動車盗難等防止協議会(事務局・日本損害保険協会中部支部)から報奨金が支払われる。期間延長も今後検討する。
県警は「駐車場に他人の車が止まっている」といった通報、相談を端緒に、昨年だけで20人を逮捕。担当者は「県民にアンテナを立ててもらって1人でも多く検挙するとともに、防犯機運を高めたい」と話している。
愛知県では昨年、自動車盗が全国最多の2724件発生。今年も8月までに1548件起き、2位の茨城県を177件上回っている。プリウス、ランドクルーザーなどが主に狙われている。
時事通信から
2015年9月28日(月)18時5分
(引用)
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自動車盗、捕まれば1万円=全国初、情報提供に報奨金―愛知県警
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