犾
(引用)
犾福島第1原発:浄化地下水、海に放出 初日838トン
東京電力福島第1原発の原子炉建屋周辺の井戸(サブドレン)からくみ上げて浄化した地下水を海に流す「サブドレン計画」で、東電は14日、約6時間かけて約838トンを初めて放水した。国と東電によると、他の対策と組み合わせることで汚染水の発生量を半分に減らすことができ、「汚染水対策の大きな一歩」としている。
国と東電はこの日、放水現場を報道陣に公開した。午前10時、免震重要棟で運転員が放水開始のボタンを押すと、タンクにためた浄化処理後の地下水を送り出すポンプが起動。処理水は、敷地内に敷設された長さ約1.5キロの排水管を通り、湾内の水面下約30センチにある排水口から毎分約2.5トンのペースで海に注がれた。
初日に放水したのは、昨年8~11月に試験的にくみ上げ、浄化後に1000トンタンク(高さ約10メートル)4基にためていた地下水の1基分。今年8月、国と東電が定めた放出基準を下回っているのを確認した。
放出基準は、セシウムは1リットル当たり1ベクレル、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質は同3ベクレル、浄化装置では取り除けないトリチウムは同1500ベクレル。世界保健機関(WHO)が定めた飲料水基準より厳しい。東電は本格的なくみ上げを今月3日から始めており、基準値以下であることを確認し、今月末にも順次、放出する。
同原発では建屋への地下水流入で汚染水が毎日約300トン増加している。サブドレン計画などにより地下水の流入が半分になる効果を確認できる時期については「まだ分からない」(経済産業省)としている。
サブドレン計画の実施で建屋周辺の地下水の水位を管理できるようになったとして、東電は1~4号機海側の護岸で建設中だった遮水壁(全長780メートル)の工事を再開した。遮水壁は、建屋内への地下水の流入を増やさないように約10メートルの隙間(すきま)を空けた状態で工事が中断していた。10月末に完成する予定。【岡田英】
2015年09月14日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾除染廃棄物流出 新たに158袋
東京電力福島第1原発事故で出た除染廃棄物の保管袋が大雨の影響で福島県飯舘村の水田から流出した問題で、環境省は12日、河川の水位低下に伴い、新たに158袋が見つかり、このうち2袋から廃棄物が漏れ出たと発表した。
環境省によると、2袋は飯舘村の水田から15キロ以上離れた南相馬市原町区の新田川の河原で見つかった。中身は全く入っていない状態だった。
袋には農地除染で刈り取った草などが入っていた。流出前の重さは一つ200~300キロで、仮置き場に運び出すまで水田に一時的に置かれていた。環境省は「放射性物質の濃度は低く、環境への影響は少ない」と説明している。
飯舘村の水田から流出した袋はこれまでに240袋が見つかり、うち113袋が12日午後6時までに回収された。
河北新報から
2015年9月13日(日)15時28分
(引用)
犾汚染物質詰めた袋流出、川の氾濫で…福島・飯舘
環境省は11日、関東や東北を襲った豪雨で福島県飯舘村を流れる川が氾濫し、川岸近くの除染現場から放射性物質に汚染された草などを詰めた袋が流されたと発表した。
流されたのは少なくとも82袋で、同日夕までに37袋を回収したが、12日も回収を続ける。
同村は、東京電力福島第一原発事故で全村避難が続いている。発表によると、袋は1立方メートルの大きさで、仮置き場に運ぶまでの間、一時的に現場に置いていたが、同村の新田川と比曽川が氾濫し、流された。11日午前6時頃に通報を受けた同省福島環境再生事務所が回収に当たったが、半数以上が集められなかった。
袋は防水性の高い化学繊維の二重構造で、同省は、水につかっても放射性物質が漏出する可能性は低いとしている。
望月環境相は同8時15分頃に開いた閣議後の記者会見で、豪雨の除染への影響について「被害の報告はない」としていた。同省は「大臣への連絡が遅れた」と釈明している。
読売新聞から
2015年9月11日(金)23時40分
(引用)
犾福島原発:排水路から汚染雨水が流出 ポンプの能力超える
東京電力は11日、福島第1原発の排水路から放射性物質を含む雨水が外洋に流出したと発表した。台風18号から変わった温帯低気圧などによる大雨の影響で、別の排水路に移送するポンプの能力を超えたのが原因。移送を始めた4月以降、流出は可能性も含め8回目。
雨水に含まれていた放射性物質の濃度は放射性セシウムが1リットル当たり530ベクレル、ベータ線を出す放射性物質は同750ベクレル。いずれも国と東電が汚染地下水を浄化後海に流す計画の放出基準値を超えていた。【岡田英】
2015年09月11日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾<福島第1>汚染雨水、外洋に流出…量は不明 6回目
東京電力は7日、福島第1原発の排水路から放射性物質を含む雨水が外洋に流出したと発表した。降雨量が多く、別の排水路に移送するポンプの能力を超えたとしている。移送を始めた4月以降の外洋への流出は、可能性も含めて6回目。
東電によると、同日午前2時55分から約1時間10分にわたり、排水路から水があふれ出るのを監視カメラで確認した。流出量は不明。ポンプ全8台のくみ上げ能力は1時間当たり14ミリ分の降雨量。午前2~3時の降雨量は14.5ミリだった。排水路の水1リットルには放射性セシウムが510ベクレル、ベータ線を出す放射性物質が650ベクレル含まれ、国と東電が汚染地下水を浄化した後に海に流す「サブドレン計画」で定める基準の最大410倍だった。【岡田英】
毎日新聞から
2015年9月7日(月)23時18分
(引用)
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2《竑東京電力、原発…》珣鈊珒
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