◇「都民ファーストの会豊島区議団」
7月の東京都知事選で小池百合子知事を支援し、自民党都連から除名処分を受けた豊島区議5人は13日、区議会自民会派から離脱し新会派「都民ファーストの会豊島区議団」を結成した。同日、区議会議長に届け出た。都民ファーストの会は、小池氏が設立した政治塾「希望の塾」を運営する政治団体。同団体代表の本橋弘隆区議が、新会派の幹事長を務める。
区議会の新たな会派構成は▽自民9人▽公明8人▽共産6人▽民主ネット5人▽都民ファーストの会5人▽社民1人▽無所属2人--となる。
区議の除名で、知事選から続く自民都連と小池氏の対立は解消されないまま。新会派に所属する区議の一人は「小池さんとの連携は大きな柱。独自の政策を打ち出し、新しい道を開いていきたい」と語った。小池氏は、希望の塾から来夏の都議選に候補者を擁立する考えを表明しており、新会派の結成は、こうした動きを後押しする足場になりそうだ。
一方、豊島区議5人とともに除名処分を受けた練馬区議2人は、区議会自民会派にとどまるという。【五味香織】
2016年12月13日
毎日新聞(無料)から
(引用)
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東京・豊島区議:除名処分5人が新会派を結成
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