◇特別職の安倍首相が598万円、自主返納で418万円に
国家公務員に9日、冬のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。管理職を除く一般行政職(平均36.3歳)の平均支給額は70万4800円。昨冬より1万1500円増えた。4年連続のプラスで、冬のボーナスとしては2007年(69万6300円)以来の高水準。
増額は、民間の賃金アップを受けた人事院勧告に基づいて給与法が改正され、支給月数が昨冬より0.05カ月多い2.245カ月となったためだ。
特別職のボーナスは、安倍晋三首相が598万円、閣僚は436万円。ただ、財政改革に取り組む姿勢を示すため、首相は30%、閣僚は20%の自主返納を申し合わせており、返納後は首相が418万円、閣僚は349万円となる。
支給額が最も多いのは寺田逸郎最高裁長官の598万円。衆参両院の議長は551万円、国会議員は328万円で、各省庁の事務次官は344万円だった。(共同)
2016年12月09日
毎日新聞(無料)から
(引用)
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冬のボーナス:国家公務員に支給 平均70万4800円
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