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Channel: おっちゃん、さん。(そろそろ引退するかも)のブログ
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オプションサービス:覚えない契約は無効 返金に

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 東京都消費者被害救済委員会は、インターネットを利用するための光回線契約に伴い、消費者が契約した覚えのないオプションサービスの料金を引き落とされたとして返金を求めた申し立てについて、契約を無効とし、業者が返金するとの内容で合意したと発表した。都消費生活総合センターによると、同様のトラブルによる相談は、この約1年半で200件を超えており「心当たりがある人は、センターに相談してほしい」と話している。

 同委員会は同センターなどに寄せられた苦情・相談のうち都民の生活に大きな影響を及ぼすおそれのある紛争について「あっせん」や「調停」を行い、解決にあたる知事の付属機関。

 同委員会の報告書によると申立人は都内の20~30代の男性4人。4人は、インターネットを接続するため、同じ業者のチラシを見て電話で光回線契約を申し込んだところ、後日、クレジットカードで心当たりのない引き落としがあった。業者に確認したところ、光回線の契約時に接続サポートやセキュリティーなどの「オプションサービス」に契約しており、その利用料と説明された。4人はオプションの内容や利用金額について説明を受けた覚えがなかったことから返金を要求したが、業者が応じなかった。

 同委員会が調べたところ、勧誘のチラシにオプションサービス契約についての記載がないうえ、利用者にオプションの説明をしていたかも業者は証明できなかった。同委員会のあっせんで、男性4人と業者はオプションについて「契約関係はなかった」として返金するとの内容で合意。4人には業者から、2万7972~5万1900円が返還された。

 都消費生活総合センターによると、この業者が関わった同様のトラブルは2014年度までは十数件だったが、15年度は76件、16年度は10月25日までの約7カ月間で127件と急増していたという。相談は消費者ホットライン(電話188)。【大迫麻記子】

2016年11月27日
毎日新聞(無料)から
(引用)




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