不正取得したヤフー会員のIDやパスワードでインターネットオークションに架空出品し、落札代金を詐取したとされるフィッシング詐欺事件で、不正アクセス禁止法違反と詐欺容疑などで再逮捕された宍戸卓志容疑者(34)ら男2人=別の詐欺罪で公判中=が2014年1月以降の約2年間に計約290回にわたって架空出品を繰り返していたことが、神奈川県警の調べで分かった。落札者から詐取した代金は約740万円に上るという。
県警サイバー犯罪対策課によると、宍戸容疑者らはヤフーのメールサービスのログイン画面を偽装したフィッシングサイトを開設。盗み取ったヤフー会員のIDやパスワードを使い、人気アイドルグループのコンサートチケットやゴルフクラブ、デジタル一眼レフカメラなどを「ヤフーオークション」(ヤフオク)に架空出品していた。その際、利用者から高評価を得ている出品者のIDなどを選び、落札者を信用させていたとみられる。
再逮捕容疑は15年1月、フィッシングでIDなどを不正取得した上で他人になりすまし、ヤフオクにパソコンを架空出品し、落札者から13万8000円を詐取したなどとしている。2人は黙秘しているという。【村上尊一】
2016年11月16日
毎日新聞(無料)から
(引用)
県警サイバー犯罪対策課によると、宍戸容疑者らはヤフーのメールサービスのログイン画面を偽装したフィッシングサイトを開設。盗み取ったヤフー会員のIDやパスワードを使い、人気アイドルグループのコンサートチケットやゴルフクラブ、デジタル一眼レフカメラなどを「ヤフーオークション」(ヤフオク)に架空出品していた。その際、利用者から高評価を得ている出品者のIDなどを選び、落札者を信用させていたとみられる。
再逮捕容疑は15年1月、フィッシングでIDなどを不正取得した上で他人になりすまし、ヤフオクにパソコンを架空出品し、落札者から13万8000円を詐取したなどとしている。2人は黙秘しているという。【村上尊一】
2016年11月16日
毎日新聞(無料)から
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