国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のトーマス・バッハ会長は２０日、東京都文京区の筑波大東京キャンパスで講演し、２０２０年東京五輪・パラリンピックで実施される野球・ソフトボールなどの追加種目について「（東日本大震災の）被災地の復興に五輪が貢献したと胸を張って言えるようになるでしょう」と述べ、改めて「復興五輪」に理解と意欲を示した。
バッハ会長は１９日の安倍晋三首相との会談後も「野球・ソフトは日本では非常に人気が高い」と語り、大会組織委員会が検討する両種目の福島開催を後押ししている。
バッハ会長はこの日、「調整の利いたやり方、コンセンサスを持って全ての当事者が進めてほしい」とも述べ、被災地の要望を十分考慮することも求めた。講演に先立ち、筑波大からバッハ会長に名誉博士号が授与された。【田原和宏】
2016年10月20日
毎日新聞(無料)から
(引用)
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ＩＯＣ：復興五輪に改めて意欲 バッハ会長
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