農林水産省が9月30日に発表した10月の野菜価格見通しによると、ニンジンやジャガイモは平年と比べて高値水準で推移する見込みだ。主産地の北海道が台風の影響を受けており、出荷数量が平年を下回るため。
高値水準で推移する品目はほかに、ダイコン、ホウレンソウ、キュウリ、ピーマン。ナスとトマトは、10月前半は高値水準とみられるが、後半は平年並みに回復する見通しだ。
一方、台風の影響で収穫が遅れたタマネギは、10月は平年並みで推移する見通しだ。
担当者は「ニンジンは千葉県産などが出回る11月ごろ、ジャガイモは来年1月ごろから価格が下がるだろう」と話している。ほかの高値の野菜は天候が良ければ、11月以降、平年並みに回復するとみている。
「平年並み」は直近5カ年の平均価格と比べて80%以上、120%未満、「高値水準」は120%以上を示している。(共同)
2016年10月02日
毎日新聞(無料)から
(引用)
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野菜価格:ニンジン、ジャガイモ高値の見込み 10月
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