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Channel: おっちゃん、さん。(そろそろ引退するかも)のブログ
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歓迎・当惑・うわさ…各地の名所もポケモン出没

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 スマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」の国内配信が22日に始まって以来、栃木県内各地で新たな人の流れが起きている。

 公園や寺などがゲームを楽しむ「ポケモントレーナー」でにぎわい、歓迎の声が上がる一方、ゴミのポイ捨てや不法駐車などの問題も生じており、「招かれざる客」に当惑する人もいる。

 宇都宮市中心部の宇都宮城址公園では25日、大勢の学生や会社員風の人たちがスマホ片手に歩き回っていた。同公園はポケストップに設定されているうえ、希少なモンスターが捕獲できるとの評判がインターネット上で広がっている。大学生の男性(22)は「午前2時半頃から明け方まで公園にいて、また戻ってきた」と笑った。

 公園内にある歴史紹介施設職員の女性(65)は「これまでは土日でもちらほらだったけど、若者も施設に興味を示してくれれば」と期待する。

 同市田下町の多気山不動尊も先週末からにぎわっており、「ゲームで訪れたついでにご本尊様に手を合わせてくれるのは良いこと」と喜ぶ。

 同市の大谷地区はポケストップが多いうえ、洞窟や採掘場跡がポケモンの携帯ゲームに登場する場所に似ているため、「希少な『伝説のポケモン』を入手できるらしい」とのうわさがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で広がり、市外からもトレーナーが集まっている。

 大谷観音や平和観音を管理する大谷寺(同市大谷町)の高橋敬忠住職(61)は「勝手に参拝者用の駐車場に車を止めたり、弁当箱やたばこをポイ捨てしたりする人が多い」と憤る。

 平和観音はポケモンで対戦する「ジム」も設定されており、特に人気がある。「観音様の前で、戦うというのはいかがなものか」と話す高橋住職は、「場所の設定に何の連絡もなかった。何とかしたいが、どこに連絡すればいいかも分からない」と頭を痛めている。

 世界遺産「二社一寺」に隣接する日光市山内の浄土院は24日、門柱に「当院内には『ポケストップ』はございません」と貼り紙した。敷地内に誤って入ってくる「訪問客」を未然に防ぐためという。

 日光山輪王寺は、ポケストップが境内周辺に設定されていることを確認しており、今後トラブルが起きれば、ポケストップの撤去の申請も検討しているという。

ポケモンGO 全地球測位システム(GPS)やカメラ機能を使い、地図に示される場所を探して様々なモンスターを捕まえる。実際の風景の中にモンスターがいるように見える。捕まえたモンスターを育てて、図鑑の完成やモンスター同士の対戦で遊ぶ。ポケストップは、スマホをかざすとゲームで使用する道具を入手できる場所。公式サイトの説明によると、名所旧跡や有名なモニュメントに設定されている。

読売新聞から
2016年07月26日23時51分
(引用)




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