犾
(引用)
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犾
2016年07月256789301日
毎日新聞(無料)から
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犾
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犾東京五輪、有権者は「テロ対策」に高い関心
新都知事は、リオデジャネイロ五輪・パラリンピックの閉会式で、東京大会の「顔」として、五輪旗とパラリンピック旗をリオ市長から引き継ぐセレモニーに出席することが予定されている。
リオ大会後は、開催都市のトップとして準備にあたることになる。
読売新聞社が21~23日に実施した世論調査では、大会開催に向けて「東京都に取り組んでほしいこと」(複数回答)は、「テロ対策や治安対策」が最多の70%。海外でテロ事件が相次ぎ、治安への関心が高まっていることが浮き彫りになった。ほかは「地震などの防災対策」が44%、「交通網などの整備」が42%、「バリアフリー対策」が30%だった。
都の開催費用負担が多くなる可能性がある点については、78%が「今の計画を縮小してでも負担が増えないようにすべきだ」と回答し、「今の計画を実現するため、負担が増えてもやむを得ない」(19%)を大きく上回った。
読売新聞から
2016年07月24日10時55分
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犾東京五輪:全国286施設をHPで紹介へ…事前合宿ガイド
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は25日、各国・地域に事前合宿の候補地を紹介するガイドの初版として、全国42都道府県、151自治体の286施設を8月5日にホームページで公開すると明らかにした。東京都が12自治体の21施設、静岡県が12自治体の22施設、大分県が10自治体の22施設と多かった一方、今回は宮城県、秋田県、和歌山県、愛媛県、沖縄県の施設はなかった。
組織委は自治体からの申請を3月末にいったん締め切り、279自治体が650施設の掲載を希望した。施設が国際規格を満たしているかどうかの確認作業などを経て、今回掲載される施設が決まった。(共同)
2016年07月25日
毎日新聞(無料)から
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犾五輪組織委:森会長「どうして国歌歌わない」
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は3日、東京都内で開かれたリオデジャネイロ五輪日本選手団の結団式の後で開かれた壮行会であいさつした際、直前の国歌斉唱の様子に触れ「どうしてみんなそろって国歌を歌わないんでしょうか。国歌も歌えないような選手は日本の選手ではない」と語った。
森会長は昨年のラグビー・ワールドカップ(W杯)で日本代表が「涙を流しながら君が代を歌っていた」とし「(五輪で)選手の皆さんにお願いしたいのは、口をもごもごするだけではなく、大きな声で国歌を歌うこと」と述べた。(共同)
2016年07月04日
毎日新聞(無料)から
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犾東京五輪:ホストタウン、新たに3区市
2020年の東京五輪・パラリンピック大会で参加国との交流を図る「ホストタウン」の第2次登録が14日、正式に発表され、都内では世田谷区がアメリカ、町田市が南アフリカ、青梅市がドイツの受け入れ先となった。すでに武蔵野市がルーマニア、調布市がサウジアラビアを受け入れることが決まっており、計5区市がホストタウンに登録された。
世田谷区は米選手団の事前キャンプ地に区立大蔵運動場などが選ばれており、昨年11月にはキャロライン・ケネディ駐日大使を招き、覚書を締結していた。リオデジャネイロ五輪の選手団の規模は関係者をあわせ1000人を超える。
町田市は、2015年に南アのラグビーチームと地元チームの親善試合を契機に、南ア料理を学校給食で提供したり、図書館などで関連書籍を紹介したりと、文化交流を深めている。能条敏明・市スポーツ振興課長は「キャンプ地誘致にも弾みをつけたい」と期待を寄せた。
青梅市はドイツ西部のボッパルト市と姉妹都市関係にあり、御岳渓谷での、カヌースラローム競技のドイツチームのキャンプ誘致を目指す。浜中啓一市長は「誘致を積極的に働き掛けたい」とコメントした。【熊谷泰、森健太郎】
2016年06月14日
毎日新聞(無料)から
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犾東京五輪追加種目:最初の関門通過 「まだ気を抜けない」
2020年東京五輪で、野球・ソフトボールが復帰に前進した。1日にスイス・ローザンヌで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)理事会で、8月初旬に開かれる総会で空手などを含めた5競技18種目の追加の可否を一括で審議されることが決まった。最初の関門を突破したことで、競技関係者からは安堵(あんど)とさらなる引き締めの声が上がった。【藤野智成、田原和宏、芳賀竜也】
08年北京五輪を最後に五輪舞台から離れた野球とソフトボールは13年に統一の競技団体「世界野球ソフトボール連盟」を結成し、復帰運動を続けてきた。元ソフトボール日本代表監督で、同連盟の宇津木妙子理事は「少しホッとしている。でも2アウトから逆転されることもあるから気が抜けない」とまだ喜び半分。弱点である国際的普及を「もっと続けなくてはいけない」と力を込める。
全日本野球協会の鈴木義信副会長は「大変うれしく思う。個別に審議した場合、欧州で人気のない野球が外されることも考えられた。大会組織委員会の一括提案に感謝している。最終的に採用されるよう、さらなる努力をしたい」と述べた。
空手は12年ロンドン五輪から3大会連続で実施競技の最終候補になりながら落選してきた。競技発祥の地の日本での五輪を最大の好機と捉え、初採用を働きかけてきた世界空手連盟の奈蔵稔久事務総長は「大変喜ばしい。やっとここまで来た」と感慨深げ。会場は武道の聖地と言われる日本武道館を予定しており、既存施設の活用でコストを抑制する。
若者志向の観点から提案された3競技は五輪に新たな風を吹かせる可能性が期待される一方で国内での普及などに課題は残る。スポーツクライミングを統括する日本山岳協会の尾形好雄専務理事は「最初の関門を通過してほっとしている。IOC総会に向けてさらに国内の機運を高めたい」と述べた。東京都心部に会場を置くことも検討される日本スケートボード協会の横山純事務局長は「まだ喜ぶ段階ではない」と慎重だが「個人的には国会議事堂の前でやりたい」と前向きだった。
千葉県が会場の候補に挙がっている日本サーフィン連盟の宗像富次郎副理事長も「喜ばしい。これからも国内で競技のアピールを続けたい」と語り、4年後のメダル獲得に向けて強化に本腰を入れる構えを見せた。
◇大きな前進あった
プロ野球・熊崎勝彦コミッショナー 一つの節目を通過し、大きな前進があったと感じている。8月のIOC総会で確実に決定されるよう、最大限の努力を惜しまない。7月のプロ野球オーナー会議でも、それを確認する。
2016年06月02日
毎日新聞(無料)から
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犾【東京五輪招致疑惑】弁護士ら3人の調査チーム設置 JOC
日本オリンピック委員会(JOC)は25日、2020年東京五輪招致の不正疑惑を調べる外部の調査チームのメンバー3人を発表し、座長を立教大法学部教授で弁護士の早川吉尚氏が務めることになった。弁護士の宍戸一樹氏、公認会計士の久保恵一氏も入った。26日に初会合を開く。
JOCの松丸喜一郎常務理事と、東京都総務局審理担当部長の和久井孝太郎氏がオブザーバーを務める。
東京の招致委員会は、国際陸連前会長の息子と関係するとされるシンガポールのコンサルタント会社「ブラックタイディングス社」と2億円超の契約を結び、支払いが前会長側に渡ったとの疑惑が持たれている。
2016.5.25 13:16
産経新聞から
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犾東京五輪招致疑惑:「コンサル」実態不明…シンガポール
【シンガポールで金子淳】東京五輪の招致活動を巡り大金が振り込まれたシンガポールのコンサルタント会社は、公営住宅の一室が所在地となっており、「ペーパーカンパニーでは」との臆測も呼んでいる。代表のイアン・タン氏はこれまで、音楽やマーケティングなど幅広い業種に関わっていたとみられるが、コンサルタント業としての活動の詳細は分かっていない。
◇事務所男性「警察を呼ぶ」
シンガポール郊外の公営住宅。タン氏が代表を務めていた「ブラックタイディングス」の所在地だった部屋は、ドアの前に傘やサンダルが放置されていた。会社事務所だった面影はうかがえない。
登記簿によると、タン氏は1982年生まれ。18日、タン氏と同年代の男性が中にいるのを確認できた。「タンさんですか?」。玄関わきの窓越しに声をかけると、男性は「警察を呼ぶ。帰ってくれ」と言ったきり、取材には応じなかった。
付近の住民によると、この男性は妻子や母らと暮らしている。同じ団地に住む女性は「昼間から子供と遊んでいるのをよく見かけたが、ここ数日は全く見ない」と話した。
登記簿などによると、ブ社の前身は、タン氏の友人らが2004年に設立した音楽関連会社だ。その後、タン氏が引き継ぎ、11年にコンサルタント業のブ社に名前を変更。東京五輪の招致委員会から13年、2回にわたって計2億3000万円がコンサル費名目で支払われた。翌年、ブ社は解散した。
友人の一人によると、タン氏は約10年前、音楽学校の事務職員として働いていた。コンサル業との関わりは「当時は聞いたこともなかった」という。
ただ、スポーツ分野のビジネスには関わっていたようだ。シンガポールにあるアジア陸上競技連盟(AAA)のモーリス・ニコラス氏(83)によると、タン氏は14年、ブ社とは別の会社名義で同連盟とスポンサー契約を結んだことがあるという。ニコラス氏は「最初は中国人幹部の紹介で会った。真面目でビジネスに熱意がある若者だった。報道に驚いている」と話した。
また、友人がタン氏のものとして教えてくれたフェイスブックでは、08年北京五輪に関わった企業での勤務経歴にも触れている。
フランス当局は、タン氏を通じて前国際陸連会長の息子パパマッサタ・ディアク氏に資金が流れたかを捜査している。両氏の関係について、ニコラス氏は「知らなかった。どうやって知り合ったのか分からない」という。
2016年05月19日
毎日新聞(無料)から
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犾東京五輪招致疑惑:調査チームを来週にも発足…JOC
2020年東京五輪・パラリンピック招致を巡る不正疑惑で、日本オリンピック委員会(JOC)の平岡英介専務理事は19日、来週早々にも調査チームを発足させる考えを示した。民進党の調査チームの会合で明らかにした。次回は24日に会合を予定しており「調査チームを設置しているはずだ」と述べた。
調査チームは当時の関係者から聞き取りして招致委員会とシンガポールのブラックタイディングス社との契約の妥当性を判断する。
招致委の専務理事で14年1月に解散した時点で清算人だったスポーツ用品メーカー「ミズノ」の水野正人相談役会長(72)が19日、取材に応じた。同氏はブ社との契約を決裁した立場ではないと強調しながら「何がなんでも勝たなければいけない。そのための細かい情報を取り入れたいと思ったかもしれない」と当時の招致レースの様子を振り返った。
ブ社代表のイアン・タン氏から国際陸連前会長のラミン・ディアク氏の息子、パパマッサタ氏に資金が流れた疑惑が持たれている。水野氏は契約書、成果のリポートなどを確認したとしたうえで「どのような使い方をしようが私たちがお願いをしていなければタン氏が勝手にやったことになる」と説明。ただし、「招致委がお願いしていないと言い切れるか」との問いには「(契約した)当事者でないので分からない」と述べるにとどめ、解明は調査チームにゆだねる姿勢を示した。【藤野智成、田原和宏】
2016年05月19日
毎日新聞(無料)から
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犾【東京五輪】招致で東京側が約1億6千万円支払いか 英紙報道 仏司法当局が国際陸連前会長捜査
【ロンドン=岡部伸】英紙ガーディアン(電子版)は11日、国際陸連(IAAF)の前会長で国際オリンピック委員会(IOC)名誉委員だったラミン・ディアク氏の汚職疑惑を捜査しているフランス司法当局が2020年東京五輪の招致活動で東京側が約130万ユーロ(約1億6千万円)を支払った疑惑を捜査していると報じた。
同紙によると、ラミン・ディアク氏らによるドーピング隠蔽に絡んだ汚職疑惑を捜査しているフランス司法当局が今年8月のリオデジャネイロ五輪と2020年東京五輪の招致活動や投票のプロセスにも捜査対象を広げ、東京五輪招致活動に絡んで約130万ユーロが東京側からシンガポールの銀行口座を経てディアク氏の息子でIAAFコンサルタントを務めるパパ・マサタ・ディアク氏の口座に振り込まれた疑惑が判明した。
東京五輪招致をめぐっては、ロシア陸上界のドーピング問題に関する世界反ドーピング機関(WADA)の第三者委員会が1月に公表した調査報告書で、日本側が国際陸連に協賛金を支払っていたと指摘。イスタンブールが立候補したトルコ側は協賛金を支払わず、当時、国際陸連会長でIOC委員だったディアク氏の支持を得られなかったとした。日本の関係者は疑惑を否定している。
IOCのマーク・アダムス広報部長は11日、「今のところ(疑惑を示す)証拠は何も受け取っていないが、誰かが示せば動くだろう」と述べた。
産経新聞から
2016.5.12 08:12
(引用)
犾新国立整備にtotoの10%まで…改正法成立
2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の整備に必要な財源を確保するための関連改正法が2日、参院本会議で可決され、成立した。
今月中旬に施行される。16年度から8年間、スポーツ振興くじ(toto)の売り上げから、新国立整備に充てる割合の上限を5%から10%に引き上げる。15年度のくじの売り上げは約1084億円。スポーツ庁は、毎年度100億円程度の財源確保を見込んでいる。
読売新聞から
2016年05月02日21時57分
(引用)
犾【主張】五輪エンブレム 「スポーツの力」再確認を
2020年東京オリンピック・パラリンピックの公式エンブレムが、ようやく決まった。これを機に前を向き、五輪準備を着実に進めたい。
大会のシンボルとなるエンブレムは昨年9月、盗用疑惑などから一度は決定したデザインを白紙撤回し、五輪準備停滞の象徴ともなっていた。
「組市松紋」と名付けられた藍色基調の新エンブレムには賛否両論もあるが、おおむね受け入れられているようだ。これは、旧エンブレムが密室で選考されて批判を招いた反省から、透明性の確保に留意した成果だろう。
最終候補4作品の公開、インターネット上での意見募集といった手法とともに、プロ野球の王貞治さん、テニスの杉山愛さん、パラリンピック射撃の田口亜希さんらスポーツ界の各氏が選考委員に加わったことが、透明性を大きく印象づけたのではないか。
新エンブレムの発表会見では王さんが登壇し、「公明正大に選ばれたと胸を張ってお伝えできる」と述べた。他の誰でもない、スポーツ界を代表する王さんの言葉だから大多数の人が信用し、納得することができた。これが「スポーツの力」である。
新国立競技場建設案の白紙撤回やエンブレム問題など、トラブル続きだった五輪準備に決定的に足りなかったものは、スポーツ界が発する声だった。その責任は、発言力を鍛えてこなかったスポーツ界にこそある。
「スポーツの力」は信頼、信用性にとどまらない。夢や笑顔を共有し、希望を与え、人と人を結びつける。五輪の価値は卓越、友情、尊敬の3つと定義づけられている。これらを信じることなく、五輪の開催はできない。
国民に一体感と高揚感をもたらした大会招致の際には、こう語られた。「多くのアスリートに支援され、震災復興の途上で知ったスポーツの力を再確認し、東京から再発信したい」
それがどうだ。大会招致の成功以降、五輪は負の話題としてばかり語られ、スポーツ界は賭博や薬物問題などで、自らその価値を下げてしまっていた。
新エンブレムをデザインした野老(ところ)朝雄さんのテーマは「つなげること」だという。まず、スポーツ界が一つにまとまって五輪準備をリードし、招致時のあの一体感を取り戻してもらいたい。
2016.4.28 05:02
産経新聞から
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犾東京五輪エンブレム:敦賀で先取り!? 野老さんデザイン
2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムに決まった「組市松紋(くみいちまつもん)」の作者、野老(ところ)朝雄さんのデザインが、JR敦賀駅前の交流施設「オルパーク」と駅前広場でも採用されている。トイレなどを案内する10種類以上のロゴや書体で、東京五輪のエンブレムに通じるデザインを見ることができる。
オルパーク(供用開始14年4月)と駅前広場(同15年10月)の全体のデザインは東京大大学院の千葉学教授(建築学)が監修。野老さんは施設案内のロゴデザインなどを担当した。
採用されたデザインはシンプルで分かりやすいのが特徴で、男性トイレの案内は、頭と胴体と足だけを描いている。駅前広場のバス停で用いられている数字では、「4」の右側が突き抜けていないなど、独特の書体だ。
敦賀市の渕上隆信市長は「駅前の明るい話題ができた。にぎわいにつながることを期待している」とコメントした。【近藤諭】
2016年04月27日
毎日新聞(無料)から
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犾東京五輪エンブレム:選考過程の透明化に腐心
2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムが25日、決まった。類似性も指摘された旧エンブレムの白紙撤回から約8カ月。前回の反省から、国民参画と選考過程の透明化に腐心し、最終候補4作品を事前公開した異例の展開をたどった。「生まれたばかりの赤ちゃんのようなもの。育てて2020年には世界に羽ばたくことを願っている」。東京都内で記者会見した大会組織委エンブレム委員会の宮田亮平委員長(文化庁長官)が訴えた。【藤野智成、新井隆一】
エンブレム委員会は昨年9月末の初会合から数えて15回に及び、約110時間を費やしてきた。最後は有識者21人による投票でアーティストの野老朝雄さん(46)の作品Aが1回目で過半数の13票を獲得して決まった。但木敬一委員(元検事総長)は「みんなで議論して、意見は集約されていた。江戸の粋が、みなさんの心を捉えたということだろう」と語った。
旧エンブレムが発表されたのは開幕まで5年となった昨年7月24日。新国立競技場の旧建設計画が総工費の高騰から白紙撤回になって1週間後だった。「新国立の問題を挽回する救世主として登板したが、いきなり満塁ホームランを打たれたようなもの」。その後、ベルギーのリエージュ劇場から類似性を指摘され、降板に追い込まれた旧エンブレムを巡る騒ぎを政府関係者は苦々しく振り返る。撤回後の内部調査で公募の際、8人のデザイナーに参加要請文書が送られていたことや、1次審査で投票操作があったことも発覚。「密室性」に批判が集まった。
その苦い経験を出発点として今回の選考は石橋をたたいて渡るように時間とコストを要した。公募で集めた約1万5000点を吟味して、最終候補4作品は1点約2000万円掛かる商標調査と商標登録の出願手続きを済ませて公開した。組織委によると、現段階で商標登録や著作権の侵害で訴える例はないといい、類似性の懸念はひとまずクリア。ある委員は最終候補4作品が「ネットが炎上せずにホッとした」と話した。
また、ネットで国民の意見を募集することで「密室批判」をかわすことにも気を使った。組織委によると、最終候補4作品に集まった意見は4万人超から11万件。組織委が数値化したキーワード別の傾向では作品A「組市松紋」は「日本らしさ・東京らしさ」を感じるという評価が72%に上ったが、好意的な意見ばかりではなく、ネット上で盛んだった人気投票でも本命ではなかった。もっとも象徴的だったのはシンプルな色合いが「地味」との声。しかし、野老さんは「色をつけると何億乗もの可能性が出てくる。みんなが色をつける塗り絵のようなもの」と説明する。他作品に比べ、変化や応用がしやすく、さまざまな展開ができる可能性を秘めている「組市松紋」が商業的な面でも評価を集めたとみられる。
冷めた見方もある。大会準備に向けては、コストの増大が懸念される会場整備の問題や、サイバーセキュリティー対策など課題が山積している。「他に優先度の高い作業があったが、エンブレムの選考に重装備で必要以上に時間をかけた。組織委は批判を浴びないことに躍起で、それだけ追い詰められていた」と、大会招致段階から携わる政府関係者は同情する。
発表会見には、大会の準備状況を監督する調整委員長を務める国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長も同席して「エンブレムは世界中の人々に親しみを持って受け入れられるものになると思う」と評価した。その期待に沿えるかは、大会の本質である今後の運営こそがカギを握る。
2016年04月25日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾五輪エンブレム最終候補に4万超の意見
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、公開した大会公式エンブレムの最終候補4作品に対する10日間の意見募集で、インターネットを通じて延べ3万9712件、はがきは1804通が寄せられたと明らかにした。
合計4万1516件に達し、国民の関心の高さを示した。集まった意見は25日のエンブレム委員会による最終審査で参考にする。
2016.4.18 23:23
産経新聞から
(引用)
犾五輪エンブレムの最終候補4点「ベストと自負」
2020年東京五輪・パラリンピックのエンブレム選考で、大会組織委員会のエンブレム委員会(委員長=宮田亮平文化庁長官)は8日、最終候補作品4点を公表した。
応募総数1万4599点の中から同委が選考し、それぞれ五輪とパラリンピックがセットになっている。日本の伝統、平和や調和、選手の躍動感、次世代への継承などを表した作品が選ばれた。
組織委は同日からホームページで公開し、17日まで国民から募集した意見を踏まえ、25日のエンブレム委が多数決で1点に絞り込む。同日、理事会が正式決定し、新エンブレムを発表する。
宮田委員長は「現段階におけるベストの4作品だと自負している」と述べた。エンブレムは東京五輪・パラリンピックのポスターやパンフレット、大会グッズなど、様々な場面で使用される。
読売新聞から
2016年04月08日22時23分
(引用)
犾新国立:聖火台設置場所、検討チーム発足…11日に初会合
2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の聖火台設置場所について、遠藤利明五輪担当相は8日、閣議後の記者会見で検討ワーキングチームを発足させたことを明らかにした。議長は遠藤氏が務め、スポーツ庁や東京都、日本スポーツ振興センター(JSC)ら10人がメンバーに入り、4月下旬までにとりまとめを行う。11日に初会合を実施。聖火台を競技場の中と外のどちらに設置するのかや費用などの課題を洗い出し、設置場所の基本的な考え方を整理する。聖火台の設置は、国際オリンピック委員会(IOC)が▽五輪スタジアム内の観客すべてから見える場所▽競技期間中はスタジアムの外からも見える--など詳細な条件を決めている。【浅妻博之】
(引用)
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【珵12犾】東京五輪...………珵
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