政務活動費(政活費)約913万円をだまし取ったとして詐欺罪などに問われ、神戸地裁での公判で検察側から懲役3年を求刑された元兵庫県議、野々村竜太郎被告(49)が30日付で、自身のブログを約5カ月ぶりに更新した。
投稿は「県民の皆様に対する説明責任を果たせないお詫び」と題し、25日に神戸地裁で行われた論告求刑公判で、野々村被告が行った最終意見陳述とほぼ同じ内容。具体的な内容は次の通り。
投稿ではまず、「この裁判の中で、私は、多くの質問を頂戴しましたが、時間も経過致しましたうえ、医師の診断で解離性健忘症の可能性もございますのに加えまして、個々具体的に収支報告書を作成致しました時の記憶がございませんので、お答えすることができず、説明責任を果たせないことにつきましては、誠に申し訳ございません」と謝罪した。
そのうえで、「報道や取り調べ、公判を通じまして初めて、収支報告書に虚偽の内容が含まれていたのが分かり、そのうえ公判を欠席致しまして、大変深く反省致しますと共に、県民、特にご近所の皆様に心から謝礼致します。誠に申し訳ありません」。
さらに、「このような事件を二度と起こさないことや、お一人でも多くの方を幸せにすること、少なくとも人にご迷惑をお掛けしないことを誓約致します」とつづった。
2016.4.30 05:05
産経新聞から
(引用)
↧
【号泣元県議】「人にご迷惑をお掛けしないことを誓約致します」野々村被告がブログに「お詫び文」
↧