札幌市豊平区の母娘が自宅で殺傷された事件で、北海道警は10日、殺人未遂容疑で指名手配していた娘の元夫の同区美園、職業不詳白川秀一容疑者(30)を北海道美幌町内の山中で発見し、同容疑で逮捕した。
道警などによると、発見現場は、美幌町市街地から南に約20キロの山林内。10日午後1時35分頃、通行人の男性が白川容疑者のワゴン車を発見し、110番した。捜査員が駆けつけたところ、白川容疑者はライターを持ち、車内に油のようなものをまいて立てこもったが、約2時間半後、捜査員がガラスを割って突入し、取り押さえた。その際、「ギャー、助けて」などと大声を出し抵抗したという。
白川容疑者は7日午後7時頃、同区の元妻(23)の自宅で、元妻の頭や顔を複数回殴り、殺害しようとした疑いが持たれている。元妻は頭部打撲などの重傷を負った。一緒にいた元妻の母、大内真弓さん(52)が頭部を鈍器で殴られるなどして翌8日に死亡し、道警は殺人容疑でも調べる。
2016年02月10日21時42分
読売新聞から
(引用)
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捜査員がガラス割り車内に突入、元夫を逮捕
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