犾
(引用)
犾地震避難訓練。首都圏各地で首都圏開発局による初の地震避難訓練が実施され、約600万人が参加した
首都圏開発局(MMDA)による首都圏で初めての大規模な地震避難訓練が30日、実施され、約600万人(MMDA発表)が参加した。避難訓練は「午前10時30分、マグニチュード(M)7・2の地震が発生」との想定で始まり、首都圏各地で消防車のサイレンと教会の鐘が一斉に鳴らされた。
救護テントで治療
首都圏マカティ市の商業施設グロリエッタ3の前では、応急処置用救護テントが設置された。体中に血のりを付けて痛みに顔をゆがめ、負傷者を演じる訓練参加者約40人が次々と運び込まれ、赤十字職員が止血をし、包帯を巻くなどの処置を行った。グロリエッタ3の屋上からは、首都圏マカティ市消防局のレスキュー隊がロープを使って、負傷者を地上へ避難させる訓練をした。
また、グリーンベルト5では営業開始時間を午前11時にずらし、消防車が鳴らすサイレンを避難訓練開始の合図に、各店舗の店員が退避行動に入った。首都圏ケソン市の国家警察本部では、警官約5千人が訓練に参加。同本部の警官や職員全員が建物の外に避難した。
児童が集団避難
首都圏マリキナ市は、首都圏や近郊州を南北に走るウエストバレー断層(全長100キロ)の上にある。5月に比火山地震研究所が安全対策のために移転の必要性を指摘したバランカ小学校でも、約3千人の児童が付近の公園へ集団避難した。避難途中に児童4人を含む5人がぜんそくの発作や吐き気などを起こしたという。首都圏ケソン市の小学校では、6年生の女子児童が暑さの中の訓練で倒れ、病院に搬送された。
一方、首都圏マリキナ市の路上で、たばこやあめ玉を売る露店商のアリスゴンザレスさん(61)は、テレビやラジオ、携帯電話を持っておらず、避難訓練の実施も知らなかったという。路上に物売りに出掛けようとしたところ、避難する人々を目にしたが、訓練には参加しなかった。アリスゴンザレスさんは「年なのに人混みで混乱する避難訓練に参加したらけがをするかもしれない。地震が起きたら、家の机に隠れるか、避難所に逃げます」と言って、家に帰っていった。
指揮本部で確認
MMDAは首都圏パラニャーケ市のアシアナ通り付近の空き地に指揮本部を設置、首都圏各地で行われている訓練の様子をモニター画面で確認。本部にはヘリコプター4機も配備され、負傷者の搬送演習をした。日本やアメリカ、韓国など11カ国の大使館職員も訓練に参加し、頭部を守る姿勢を取るなど退避行動を行った。
本部の訓練に参加した比火山地震研究所のソリドゥム所長は「首都圏で地震が発生した場合、約3万1千人の死者が予想されている。ウエストバレー断層が動いた場合には津波は予想されていないが、マニラ海溝が動いた場合は津波の発生も予想される」と述べ、警戒する必要があると注意喚起した。
政府から約2千人
国家災害対策本部の発表によると、政府からも約2千人が参加。ガスミン国防長官、ロハス内務自治長官、アバヤ運輸通信長官、イリベリ陸軍司令官らが参加したという。国軍本部は、MMDAと国家災害対策本部と連携訓練をしたほか、空軍からはヘリコプター10機が配備された。
大統領参加せず
マラカニアン宮殿でも訓練が行われたが、アキノ大統領は参加しなかった。コロマ大統領府報道班長によると、大統領は大統領官邸で訓練の様子をモニター画面で見守ったという。不参加の理由は明らかにされていないが、健康上の理由ではないと報道班長は述べた。
午前10時45分ごろ、イリベリ陸軍司令官と共にヘリコプターに乗り、訓練の様子を視察したガスミン国防長官は「今回参加しなかった人々は、各自が緊急時の対応を確認し、備えて欲しい」と呼び掛けた。
訓練終了後の記者会見で、MMDAのトレンティーノ局長は今回の避難訓練を「10点中9点」と評価。首都圏パラニャーケ市に置かれたMMDAの指揮本部と、首都圏内の各市長との連絡がうまくいかなかったことが、「次回への改善点だ」と述べた。首都圏での避難訓練は、1年後の2016年7月30日に再実施される予定という。(冨田すみれ子)
まにら新聞から
2015.7.31
(引用)
犾過去110年超の気候解析=フィリピン海と日本の気圧差変動-海洋機構など
夏にフィリピン近海で積乱雲が活発に発生すると太平洋高気圧の日本付近への張り出しが強くなって猛暑となり、逆に不活発だと冷夏になる。この関係に関し、海洋研究開発機構の久保田尚之研究員や東京大の小坂優准教授らが過去117年分の気象観測データを解析し、30日付の英気象学会誌に発表した。
観測データが乏しい昔の気候を推定したり、コンピューターによる気候予測モデルを改良したりするのに役立つという。
この積乱雲と太平洋高気圧の関係は、フィリピン東方の海面気圧と日本近海の海面気圧の変動に表れ、1987年に「太平洋-日本(PJ)パターン」と名付けられた。久保田研究員らは、台湾と横浜の地上の気圧差にも表れることに注目し、観測データを過去にさかのぼることができる1897年まで調べた。
その結果、1980~2000年代のPJパターンは、南米付近の太平洋海面水温が平年より低くなるラニーニャ現象が発生した翌年夏に、フィリピン近海で積乱雲が活発に発生し、太平洋高気圧の日本付近への張り出しが強くなる傾向があることが判明。日本や近隣諸国は猛暑となり、沖縄や台湾の周辺を通る台風の数が増えたり、日本のコメ収穫量が多かったりする影響がみられた。
逆に南米付近の海面付近の水温が平年より高くなるエルニーニョ現象が起きた翌年夏には、張り出しが弱くなって梅雨前線が停滞。日本周辺が冷夏・多雨となり、台風が少なく、コメが不作になる傾向があった。ただ、40~70年代を中心に、こうした傾向がはっきりしない時期もあった。
2015/07/30-03:38
時事通信から
(引用)
犾日本はフィリピンの小学校整備を支援
在フィリピン日本国大使館は、日本政府がフィリピン政府に対して実施していた、草の根・人間の安全保障無償資金協力「西ミンドロ州カリンタアン町カリンタアン中央小学校における教室整備計画」が完了したことに伴い、7月27日に実施された引渡式に大使館関係者が出席したことを発表した。
フィリピンの西ミンドロ州カリンタアン町にあるカリンタアン中央小学校は、2009年に発生した台風の被害により教室が破壊されたため、仮設教室を設置することにより不足していた教室を補っていた。しかし、この仮設教室は簡易的な教室であったため老朽化が進み、倒壊する恐れが強くなっていた。そのため、日本政府は無償資金協力として、2013年に教室整備のために必要な95,414米ドル(約1,150万円)の支援を実施していた。
今回の支援事業では、1校舎6教室を新築した。新築された各教室では、トイレ・黒板・教卓・椅子・生徒用机付き椅子などが整備された。今回の支援事業により、カリンタアン中央小学校に通う約600名の児童達に安全で適切な学習環境が提供される事となった。
アセアンポータル
2015年07月30日
(引用)
犾捜査協力要請。2012年のクラブ襲撃事件で警察庁、捜査員を派比し国家警察などに捜査協力要請
東京・六本木のクラブで2012年9月、男性客=当時(31)=を殺害したとして、見立真一容疑者(36)が国際指名手配された事件で、日本の警察庁は29日までに、同容疑者が潜伏している可能性のあるフィリピンへ捜査員2人を派遣、国家警察など比側関係機関に捜査協力を要請した。同容疑者逮捕に結び付く有力情報には、最高600万円の懸賞金が支払われることについても説明、潜伏先や立ち回り先に関する幅広い情報提供を依頼した。
比日両捜査当局によると、協力依頼先は国家警察と国家捜査局(NBI)、比入国管理局。要請を受け、国家警察は近く、一般市民からの情報受け付けと本部への迅速な情報伝達を全国の警察署に指示する。
有力情報に支払われる懸賞金は、公的懸賞金(捜査特別報奨金)300万円と遺族ら有志による私的懸賞金同300万円の最高600万円。期間は16年10月末までで、複数の情報が寄せられた場合は、逮捕への貢献度に応じて分割される。
事件捜査を続ける警視庁は公式サイトの「事件ファイル」に、懸賞金の説明や見立容疑者の手配写真、身体的特徴などを掲載中。同様の内容はフィリピン語と英語でも公開されている。
情報提供先は、警視庁麻布署の捜査本部(03・3479・0110)。公式サイトでは、電子メールによる情報提供も可能。今後は、国家警察本部や各警察署でも情報を受け付ける。
見立容疑者は準暴力団「関東連合」(解散)の元メンバーで、事件の主導役とみられる。事件直後に海外逃亡し、数カ月後に比に入国。その後、出国した形跡はなく、首都圏マカティ、マニラ両市などで目撃情報がある。また、同容疑者の知人らが比に入国したことも確認されており、現在も比国内で潜伏を続けている可能性がある。
同容疑者の旅券は、12年12月に出た旅券返納命令で失効済み。何らかの方法で査証を延長している場合も、旅券自体が無効なため、違法滞在容疑での拘束、日本送還が可能な状態となっている。(酒井善彦)
まにら新聞から
2015.7.30
(引用)
犾テイクオフ:午後9時過ぎ、LRT1…[社会]
午後9時過ぎ、LRT1号線を頭上にマニラ市へと伸びる大通りタフト・アベニューをタクシーで走る。夜になっても車の量は減らない。排気ガスにまみれたオレンジの明かりの下、車の間を子どもたちが駆け回っているのが見える。「手に持つ手ぬぐいにはオイルを染み込ませているんだ。靴を磨いて稼ぐのさ」。
全国142市を対象にした地方自治体の経済競争力ランキングで、元大統領のエストラダ市長率いるマニラ市は1位に選ばれた。手腕のほどは分かりかねるが、メディアへの露出度も高く、市をうまくアピールしているように思う。
「ほら、こっちではシャワーを浴びている」。3人の子どもが路上で体を洗っていた。「これもマニラなんだ」と同乗の知り合いは笑う。1位となった市の日常は混沌(こんとん)としながらも、どこか底抜けに明るい。(亀)
NNAフィリピンニュースから
2015/07/30(木曜日)
(引用)
犾【フィリピン】ゴーゴーバーの街アンへレスで旅行代理店を1人で営む女性
2015年7月30日、マニラから北西へ80kmのところにアンへレスという街がある。水着姿の女性がステージで踊るゴーゴーバーと呼ばれるバーが密集する街として有名なエリアだ。
そんなアンへレスには世界各国から男たちが享楽を求めここを訪れる。
ナイトライフエンターテイメントが盛んなこの街で、旅行会社をたった1人で営んでいる女性がいるので紹介したい。彼女の名前は竹内ひとみさん。
竹内さんは20数年前にフィリピンの首都マニラに移り住んだ。旅行代理店の手伝いをしながら生計を立て、10年に渡りマニラで過ごしたと言う。
その後、アンへレスへ移住。きっかけは、特攻隊の慰霊祭だった。
アンへレス郊外にあるルソン島のマバラカット東飛行場は、第二次世界大戦中、初めて神風特攻隊が飛び立った場所である。
海洋に散った数多くの若者たちを慰霊するため、1998年からマバラカットで慰霊祭が始まり、竹内さんは第一回目から欠かさず参加しているのだ。
今年で終戦70周年を迎える。竹内さんは18回目を迎える今年の慰霊祭にも参加すると話してくれた。
【執筆:西尾康晴】
Global News Asiaから
2015年7月30日(木)9時0分
(引用)
犾比セブンの純益10%増
コンビニチェーン大手のセブンイレブンを運営するフィリピン・セブン・コープの今年上半期(1~6月)の純益は3億5650万ペソで、前年同期比10.1%増加した。総売上額は同24.3%増の122億ペソで、増収増益だった。総店舗数は同25.3%増の1405店舗で、フライチャイズ経営が61%を占める。(28日・インクワイアラー)
まにら新聞から
2015.7.30
(引用)
犾すてきな誕生日プレゼント
フィリピンのマニラにある水族館「マニラ・オーシャン・パーク」で生まれたフンボルトペンギンの「カヤ」(手前中央)が29日、1歳の誕生日を祝ってもらった。プレゼントは冷凍した魚の「特製ケーキ」。
時事通信から
2015年7月30日(木)9時48分
(引用)
犾フィリピン、国有鉄道の整備に着手 官民連携方式を活用
フィリピンは、官民連携(PPP)方式を活用し、近代化が急がれる国有鉄道の整備に着手する。
同国運輸通信省は今月、国有鉄道南北線の南線部分の改修・延伸事業について、来年早々にも入札を実施することを明らかにした。総事業費は1710億ペソ(約4634億円)に上る。これまで認可されたPPP事業案件のうち最大規模となる大型プロジェクトが動き出す。現地紙インクワイアラーなどが報じた。
改修・延伸工事区間は総延長653キロに及ぶ。改修工事は、首都マニラ最大の駅トゥトゥバンからルソン島南部アルバイ州レガスピを結ぶ478キロ区間。加えて、中部ラグナ州カランバと同バタンガス州バタンガスを結ぶ58キロ区間と、レガスピから南部ソルソゴン州マトノグを結ぶ117キロ区間の2路線を延伸する。さらに、トゥトゥバン-カランバ間の都市鉄道の整備も事業計画に含まれる見通しだ。
同国政府は入札に関して、来月末にも事業者選定に関する詳細を明らかにし、2016年1月に事業入札を実施、3月に事業者を決定する予定だ。工事期間は4年間で、20年の完成が見込まれる。また、事業者は工事開始から34年間、同区間の運営・整備を担う。
アバヤ運輸通信相は、経済成長を後押しするため、老朽化が進む国有鉄道の整備は不可欠だとし、予定通りの事業遂行に意欲を示した。
アキノ政権は、PPPを活用したインフラ整備を最重要政策の一つとしているものの、事業者の選定などに時間がかかり、10年の発足からこれまでに承認したPPP事業は10案件にとどまる。大統領の任期が終了する来年6月までに大型プロジェクトを軌道に乗せることができるか、政府の実行力が試されそうだ。(シンガポール支局)
2015.7.29 07:20
SankeiBizから
(引用)
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10【竑フィリピン・ニュース】珣
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