犾日本への密航ブローカー摘発=高速漁船で往復―韓国
【ソウル時事】韓国の釜山警察庁は30日、日本で前科があり、通常の方法では日本に入国できない韓国人を高速漁船で日本に密入国させていた韓国人の密航ブローカーらを密航取締法違反などの容疑で摘発したと発表した。
警察によると、ブローカーらは3月、1人当たり1500万~2000万ウォン(約160万~約210万円)を受け取り、密航者らを韓国南部の慶尚南道統営市の海岸から佐賀県唐津市の名護屋港に運んだほか、4月には4500万ウォンを受け取って、日本に密入国していた密航者1人を長崎県対馬市の港から韓国に連れ帰った。
日本で窃盗や不法滞在などの罪に問われて国外追放されながら、再び日本行きを希望する韓国人をブローカーらはひそかに募集。漁船にエンジン3基を付けて高速化し、日韓の警備艇が追い付けない時速80~100キロで航行していたという。
時事通信から
2015年11月30日(月)18時53分
(引用)
犾中国:邦人拘束十数人…12年以降 スパイ容疑、既に釈放
中国当局が日本人4人を逮捕、拘束している問題で、中国当局が習近平指導部発足後の2012年11月以降、4人とは別に少なくとも日本人十数人をスパイ容疑で拘束していたことが28日、複数の日本政府関係者への取材で分かった。いずれも日本の公安調査庁が情報収集を依頼したとされる民間人で既に釈放され、帰国している。
主導したのは、スパイの監視や国外での情報活動を担う中国の国家安全省。習指導部が海外の組織や個人の監視を強化している実態があらためて浮き彫りになった。
公安調査庁は「そもそも十数人の日本人が拘束され、釈放された事実は承知していない」とコメントした。(共同)
2015年11月28日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾南シナ海問題:中国が外交攻勢…米との関係改善も模索
【クアラルンプール工藤哲】マレーシアのクアラルンプールで22日に開かれた東アジアサミットや東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会議で、中国の李克強首相は南シナ海問題の平和的な解決に意欲を見せたものの、人工島造成を推進する従来の立場を変更する考えは示さなかった。一方で、軍事的な緊張の高まりは中国も望んでおらず、米国側と関係改善を目指す動きも見せている。
李首相は東アジアサミットで、南シナ海問題について、各国は国連憲章の趣旨と原則を順守し、第二次世界大戦の成果と戦後の秩序を守り、地域の平和を共に擁護する▽係争は直接関係する主権国が交渉で解決する▽国際法に基づき航行や上空飛行の自由を行使する--ことなどを盛り込んだ「五つの提案」をした。
中国外務省の劉振民次官はサミット終了後にクアラルンプールで記者会見し、南シナ海の人工島造成について「自国の岩礁に必要な軍事施設を建設しており、自国を守るために必要なものだ。しかし決して軍事拠点化するためではない」と正当化。工事を停止しない立場を改めて強調した。
李首相は、サミットに先立つASEAN首脳との会談でも南シナ海問題について言及。「当事国の間で解決すべき問題だが、航行の自由の問題で域外の国が介入している」と米国を念頭にけん制し、「各国は国際法に基づき自由に航行しており、障害はない」と主張した。李首相は、ASEAN地域のインフラ整備に100億ドル(約1兆2000億円)の融資を実施する意向も表明し、改めてASEAN各国に中国への支持を求めた形だ。
中国は、米国をけん制する一方で関係改善も模索している。中国国防省は、中国海軍トップの呉勝利司令官が19日、北京で米海軍太平洋艦隊のスウィフト司令官と会談し、軍同士の関係改善を重視し、実務協力を深めるための意見交換をしたと発表した。
2015年11月22日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾露旅客機墜落 爆発物は客室の座席下に設置か 清掃員や機内食の搬入者らに疑い
【モスクワ=黒川信雄】露紙コメルサントは18日、エジプトでの露旅客機墜落で、爆発物が客室内に設置されていたとする露当局の暫定調査結果を報じた。ロシア連邦保安局(FSB)は16日、墜落はテロによるものと断定していた。
報道によると、FSBの専門家は発見された機体の残骸に、直径約1メートルの穴が機体内部から外側に向かい開いていたと指摘。「通常は戦闘で使われる」威力の爆発物が使用された可能性を示しているという。
爆発の中心は客室後部で、当初指摘された貨物室ではなかったという。爆発物は機体を支える枠組みに近い、窓際の座席下に設置されていたとみられている。爆発で機体後部が崩れ落ち、気圧の急激な変化で乗員は瞬時に死亡したもようだ。
爆発物を設置した人物については、清掃員や機内食の搬入担当者などが疑われているという。
産経新聞から
2015年11月18日(水)19時43分
(引用)
犾パリ同時多発テロ:9人目の容疑者、逃亡か
【パリ賀有勇、矢野純一】パリ同時多発テロ事件で、フランス捜査当局は17日、死亡した実行犯7人と指名手配中の男の他に、襲撃に直接関わり、逃走していると見られる人物が1人いることを明らかにした。事件に直接関与した人物は9人となる。事件当時の映像から判明したが、身元などは分かっていない。捜査当局は、犯行に使われたと見られる3台目の車や、犯行の準備に使われたと見られる拠点を発見し、事件の全容解明へ向けた捜査を急いでいる。
複数の仏メディアによると、新たに判明した男は、バーやカフェを襲撃後に自爆した仏国籍でベルギー在住のブラヒム・アブデスラム容疑者(31)とともに、襲撃に加わったとみられる。
ブラヒム容疑者が襲撃時に車で移動している様子を通行人が撮影した映像に、車内から2丁のカラシニコフ自動小銃が突き出されている様子が映っていた。自動小銃を1人で2丁持つことは考えづらいため、運転手を含めて計3人が乗っていたことになる。
車には、ブラヒム容疑者の弟で国際指名手配されているサラ・アブデスラム容疑者(26)が乗っていたと見られているが、もう1人の顔などは映像でも判別できていない。
また、犯行グループが使用したとみられる3台目の車が17日朝、パリ市内で見つかった。車内にカラシニコフ銃が残されていた。襲撃現場で目撃された2台の車はすでに発見されている。このほか、襲撃犯らがパリ郊外2カ所のアパートなどを拠点としていた痕跡も見つかった。
一方、過激派組織「イスラム国」(IS)を名乗るフランス語の犯行声明を読み上げた男について、仏捜査当局は、仏国籍のイスラム過激派メンバー、ファビアン・クラン容疑者(35)と確認した。AFP通信が伝えた。
報道などによると、クラン容疑者は仏海外領土レユニオン島出身。1990年代にイスラム教に入信し、2000年代前半に過激思想に傾いたとみられる。仏南部トゥールーズ周辺のイスラム過激派のネットワークで活動。12年に同地でユダヤ教徒ら7人を殺害し、仏特殊部隊に射殺されたモハメド・メラ容疑者とも親交があったとみられている。
09年、イラクで活動していたISの前身組織への参加を勧誘したとして禁錮5年の実刑判決を受けた。出所後、シリアに渡ったことが分かっている。仏パリジャン紙によると、パリ郊外のキリスト教会への攻撃を計画していた男が逮捕された今年4月のテロ未遂事件に関与した疑いがある。
2015年11月18日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾南シナ海人工島、施設建設を続行 中国「埋め立て完了」
中国外務省の劉振民次官は17日、中国が南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で進めた埋め立て工事が「6月30日に完了した」とし、埋め立てた人工島で病院や海洋科学研究施設、漁業管理施設などの建設を続ける方針を明らかにした。
今週、マレーシアで始まる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会議に関する記者会見で質問に答えた。ロイター通信などによると、劉氏は人工島で建設する施設は駐留する人員や海難救助などのための民用施設が中心だとし、「軍事化の問題は全く存在しない」と強調。滑走路は「軍民両用だ」とした。
劉氏は中国が南沙諸島で実効支配している岩礁は七つあり、昨年から「拡張工事」をしたと説明した。「42の岩礁は周辺3カ国に不法に占拠されている」との認識を示し、「中国には周辺国に占拠された岩礁を取り戻す権利と能力があるが、最大限の抑制をしている」と述べた。(北京=林望)
朝日新聞デジタルから
2015年11月18日(水)0時51分
(引用)
犾日本人女性2人死亡=武装集団に襲われる―ブラジル
時事通信から
2015年11月18日00:33
【サンパウロ時事】ブラジル北部ベレン近郊で12日、日本人3人が武装集団に襲われ、70代の女性2人が死亡、60代の男性1人が重傷を負った。在ベレン日本領事事務所が17日、明らかにした。
親族によると、死亡したのは山形県出身のノグチ・エツコさんと熊本県出身のシゲトモ・エミコさん。男性はエツコさんの夫で、エミコさんは男性の姉にあたる。
在ベレン領事事務所によれば、3人は12日、車で買い物に行った帰り、頭や胸、足などを撃たれた。武装集団は車を奪って逃走し、行方は分かっていない。武装集団は近くの刑務所を襲撃し、治安当局と銃撃戦になった後、逃走中だった。
エミコさんと男性は約50年前、家族でブラジルに移住した。エミコさんは日本に子どもたちが暮らしており、12月に帰国する予定だった。
(引用)
犾パリ連続襲撃、同じ日にトルコでテロ計画か
【AFP=時事】トルコ政府高官は15日、仏パリ(Paris)の連続襲撃事件と同日にイスタンブール(Istanbul)で計画されていた「大規模な」攻撃を当局が阻止したことを明らかにした。
同高官が匿名を条件にAFPに語ったところでは、警察は13日にイスタンブールで5人を拘束。うち1人は、「ジハーディ(聖戦士)・ジョン(Jihadi John)」の通称で知られるイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」メンバーのモハメド・エムワジ(Mohammed Emwazi)容疑者に近い人物とされるエイネ・レスリー・デイビス(Aine Lesley Davis)容疑者だった。米政府は、エムワジ容疑者が、最近の無人機攻撃によって死亡したとみている。
デイビス容疑者は、エムワジ容疑者と同じ英国人で、シリアで外国人人質らの看守役を務めていた。英ロンドン(London)生まれのイスラム教徒で、後にイスラム過激主義に傾倒。英メディアによって以前から、シリア領内のISネットワークの重要人物と指摘されていた。
トルコ高官によると、同国の当局は現在、未遂に終わった攻撃計画と、129人が死亡したパリの連続襲撃事件との関連性について調べを進めている。【翻訳編集】 AFPBB News
AFP=時事から
2015年11月16日(月)7時55分
(引用)
犾フランス:高速列車脱線、5人死亡 速度超過か
フランス北東部ストラスブール近郊で14日、高速列車「TGV」の試験車両が走行中、1両が脱線し、少なくとも5人が死亡した。フランス公共ラジオがアルザス県当局者の話として伝えた。
速度超過による事故とみられるが、詳しい原因は不明。車両は技術者60人を乗せ、未開通の路線で試験走行をしていた。(共同)
2015年11月15日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾複数の銃撃、18人死亡=劇場で立てこもり―パリ
【パリ時事】フランスのメディアによると、パリ北東部で13日、複数の銃撃があり、少なくとも18人の死者が出ているもようだ。
銃撃現場付近の劇場で、何者かが数人の人質を取り立てこもっているという。
オランド大統領はパリでの銃撃事件を受け、危機対策室で対応に着手した。
時事通信から
2015年11月14日(土)6時42分
(引用)
犾中国「日本は南沙諸島の主権問題に口を出すな」
来週から行われる国際会議などの場で、安倍総理が南シナ海の問題を取り上げる構えを見せていることに対し、中国外務省は「日本は南沙諸島の主権問題に対して、あれこれ言う権利はない」と反発しました。
安倍総理は来週、フィリピンで行われるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)など一連の国際会議に出席しますが、こうした場で、中国が人工島の建設を進め、緊張が高まっている南シナ海の問題を取り上げる構えを見せています。
これに対し中国外務省は、「南沙諸島周辺での中国の建設活動は完全に合法的なものだ」と、これまで通りの主張を展開。そのうえで、「日本は南シナ海問題の当事国ではなく、南沙諸島の主権問題に関してあれこれ言う権利はない」と反発しました。
また、日本やアメリカを念頭に「域外の国家は言行を慎むべきであり、南シナ海の平和と安定を守ろうとする中国側の努力を尊重するよう促す」などとけん制しました。
TBS系(JNN)から
2015年11月14日(土)2時50分
(引用)
犾ミス・カナダを入国拒否=人権批判、「法輪功」問題視か―中国当局
中国・海南島で12月に開催予定のミス・ワールド世界大会を前に、ミス・カナダに選ばれた中国出身の女優アナスタシア・リンさん(25)が中国から入国を拒否されている。
米議会での中国の人権批判や法輪功とのつながりが問題視されているとみられ、リンさんは「黙らせるためにビザを発給しない。長年続く問題だ」と批判している。
米紙ロサンゼルス・タイムズなどによると、リンさんは13歳でカナダのトロントに移住。今年5月にミス・カナダに選ばれた。7月には米議会の公聴会に呼ばれ、「信念を持ったがために中国で処刑された人々のために話したい」と発言した。
各国参加者は既に入国に必要な書類を入手。だが、リンさんだけ書類が手に入らず、「当局の単なるミスでは絶対ない」と訴えた。中国外務省の洪磊・副報道局長は11日、リンさんの件について「状況を把握していない」と述べた。
ロイター通信などによれば、リンさんは中国の非合法気功集団「法輪功」の支持者で、拷問を受けるメンバー役を演じたこともある。中国在住の父親は、公安当局から嫌がらせを受けたという。
時事通信から
2015年11月11日(水)21時7分
(引用)
犾露ドーピング:国際陸連、13日に処分協議
世界反ドーピング機関(WADA)の第三者委員会が組織的なドーピングでロシア陸連の資格停止などを勧告した問題で、国際陸連が13日にモナコで開く臨時理事会で処分を協議することが10日、分かった。
第三者委はロシア選手の大会出場を禁じる処分を国際陸連に勧告。反ドーピング態勢が改善されなければ来年のリオデジャネイロ五輪に出場できない可能性が出ている。ロシア陸連のゼリチェノク会長はタス通信に「議題は一つ。ロシア選手の国際大会参加やロシア陸連の資格だ。緊急を要す理由は不明だが、どんな決断にもアピールする権利がある」と話した。(共同)
2015年11月11日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾ヒマラヤで日本人男性が行方不明
ネパールのヒマラヤ山脈で登山中の日本人男性が行方不明になっていることがわかった。
ネパールにある日本大使館や現地の登山関係者によると、行方不明になっているのは山岳ガイドの今井健司さんで、ヒマラヤ山脈・標高7319メートルのチャムラン山を登っている最中だったという。
今月3日に6500メートル付近を登っているのを確認されたのを最後に、連絡が取れなくなっているということで、現地で捜索が続けられている。
日本テレビ系(NNN)から
2015年11月10日(火)2時45分
(引用)
犾「絶大人気」スー・チー氏、政治手腕は未知数
【ヤンゴン=児玉浩太郎】8日投開票のミャンマー総選挙は、アウン・サン・スー・チー氏(70)を擁する最大野党・国民民主連盟(NLD)が躍進し、政権交代が実現する方向となった。
かつての民主化闘争の指導者から政権誕生の主導者へと変化したスー・チー氏。大統領にはなれないが、事実上、政権運営を担う見通しだ。カリスマ性が国民の強い支持を集めてきたが、政治手腕には未知数の部分もある。
「おそらく75%ぐらいは獲得できるだろう。我々の政権を発足させるのに必要な割合はある」。スー・チー氏は10日、英BBCのインタビューに応じ、リラックスした表情で選挙結果の見通しを語った。NLD幹部によると、スー・チー氏は選挙後の国民間の和解を重視しており、「すべての国民と候補者を尊重するため、祝勝会を開いてはならない」と指示しているという。
2011年の民政移管後初の総選挙が行われた同国では、スー・チー氏自身が下院で当選を果たした12年の補選以来となる「スー・チー旋風」が吹き荒れている。最大都市ヤンゴンのNLD本部前は、投票日以降も連日、シンボルカラーである赤のTシャツを着た支持者らで埋め尽くされた。
読売新聞から
2015年11月11日(水)7時41分
(引用)
犾機内に爆弾は持ち込めるのか? ロシア機墜落で浮上する疑問
【AFP=時事】エジプト・シナイ半島(Sinai Peninsula)で起きたロシア旅客機墜落の原因が、機内に持ち込まれた爆弾だった可能性が浮上したことで、空港の保安体制に対する注目が集まっている。
専門家らは、手荷物検査は概ね信用できると考えており、最大の危険要因は空港職員が共犯となることだと指摘している。以下に、この問題について詳しく考察する。
■保安検査にはどれほどの信頼性があるのか
フランスの空港警備会社ASCTインターナショナル(ASCT International)のセバスチャン・カロン(Sebastien Caron)氏によると、先月31日に墜落したロシア航空機の出発地であるシャルムエルシェイク(Sharm el-Sheikh)の空港で使用されていた検査機器の詳細は分からないものの、世界の空港の多くでは、同じ警備システムが使われている。
フランスの航空安全専門家で元操縦士のグザビエ・ティテルマン(Xavier Tytelman)氏は、こうした手荷物検査について、X線装置の導入などにより「信頼性は非常に高くなっている」と語る。1980年代以降、爆弾を機内に持ち込むことに成功した者は一人もいないという。
ただ同氏は、「一般的な意味で、欠点もあることが分かっている」と付け加え、その例として、「大きな金属板」を使ってスキャン検査から爆発物を隠すことも可能だと指摘した。
また、「通常、不審な点がもしあれば」検査員が疑わしい手荷物を手作業で調べるが、これには時間と労力が必要だという。
■保安検査をすり抜ける方法はあるのか
カロン氏は、システムの弱点はまだあると指摘。「本人の意志にかかわらず、乗客によって機内に持ち込まれる手荷物がある。荷物の容量やそうした物の(一部の)密度に鑑みれば、貨物室には脆弱性が依然として残る」とAFPに語った。
また、機内食や清掃機材の保管や準備に携わる人たちが、禁制品の持ち込みや立入制限区域への侵入に加担する可能性もある。
「(成功した、あるいは未遂に終わった攻撃の)事例では、その大半で空港関係者が関与している。荷物の運搬担当者が、預けられた荷物を貨物室に積み込んだあと、爆弾入りのかばんを置く可能性は十分にある。これは自発的行為である必要なない。例えば、何者かが空港職員に圧力を掛けることも考えられるからだ」と、カロン氏は説明。「統計上では、重大な結果をもたらす恐れがある未遂事件が国際空港で起こる頻度は、半年に1回だ」という。【翻訳編集】 AFPBB News
AFP=時事から
2015年11月9日(月)15時40分
(引用)
犾小型爆弾か、遺体に痕跡=ロシア紙
【モスクワ時事】エジプト東部シナイ半島のロシア旅客機墜落について、ロシア紙コメルサント(電子版)は7日、捜査関係者らの話として「預け荷物か機体に仕掛けられた小型爆弾がさく裂した可能性がある」と伝えた。
一部乗客の遺体に爆発が原因とみられる痕跡があったという。
時事通信から
2015年11月8日(日)1時15分
(引用)
犾露旅客機、シナイ半島で墜落…全224人死亡か
【カイロ=久保健一、モスクワ=緒方賢一】エジプト首相府は10月31日、同国東部シャルムエルシェイクからロシアのサンクトぺテルブルクに向かっていたロシアの航空会社「コガルイムアビア」のチャーター旅客機9268便(エアバスA321型機)が、同日朝(日本時間同日午後)、エジプト東部シナイ半島で墜落したと発表した。
乗客217人、乗員7人の計224人が搭乗していた。乗客のほとんどはロシア人で、在エジプト・ロシア大使館によると、全員が死亡したという。
エジプト当局によると、同国の軍用機が、シナイ半島アリーシュの南約100キロ・メートルの山岳地帯で旅客機のものとみられる残骸を発見した。
ロイター通信などによると、旅客機は31日午前5時51分(日本時間同日午後0時51分)にシャルムエルシェイクを離陸。23分後、高度9000メートルを飛行中に交信が途絶えた。
読売新聞から
2015年10月31日(土)18時19分
(引用)
犾飛行機内で急患発生 救ったのは医師のウルグアイ大統領
南米ウルグアイの医師でもあるバスケス大統領が、公式訪問先のフランスへ移動中、機内で食物アレルギーで重い窒息状態になったフランス人女性を手当てして救ったという。29日、地元メディアなどが報じた。
報道によると、バスケス氏は26日、ウルグアイの首都モンテビデオからパリ行きの便に搭乗。医師の助けを求める機内放送が流れると、一緒にいた主治医と共に名乗り出た。女性は10代で、ピーナツによるアレルギー症状を起こしていたため、飲み薬と注射などで治療したという。バスケス氏の主治医は「当初は危険な状態で、我々の対応がなければ深刻な事態になっていた」と語った。
バスケス氏は75歳。貧困層のための病院や食堂を建てたことでも知られる。(サンパウロ=田村剛)
朝日新聞デジタルから
2015年10月31日(土)8時9分
(引用)
犾IS、パルミラの円柱爆破 3人の「処刑」に利用
【AFP=時事】在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は26日、シリア中部の古代都市パルミラ(Palmyra)で、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が拘束していた3人を3本の円柱遺跡に縛り付け、柱ごと爆破して「処刑」したと発表した。
同団体のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表によると、ISは25日、「パルミラとその周辺から身柄を拘束し連行してきた3人を円柱に縛り付け」、その3本の柱を「爆破し処刑した」という。
パルミラの活動家によると、ISは殺害された3人の身元や殺害の理由について地元住民に公表していない。またパルミラの別の活動家はAFPに対し、「ISはメディアの注目をひくためにこんなことをやっている。自らの凶悪性を誇示し、世間の耳目を集めるためだ」と話した。
ISは、イスラム教出現以前の遺物を、破壊すべき偶像崇拝とみなしている。【翻訳編集】 AFPBB News
AFP=時事から
2015年10月27日(火)7時58分
(引用)
犾南シナ海の中国「領海」内に米艦派遣、王外相は自制求める
[東京/ワシントン 27日 ロイター] - 米国防当局者は米国時間26日、米海軍のミサイル駆逐艦「ラッセン」を、南シナ海で中国が造成した人工島から12カイリ(約22キロ)の境界内へ派遣したことを明らかにした。
中国は人工島から12カイリの海域を領海と主張している。
ラッセンは現地時間27日早く、スプラトリー諸島のスビ礁とミスチーフ礁付近を航行。これらの岩礁は、中国が2014年に大規模な埋め立てプロジェクトを始める前までは満潮時に海面下に沈んでいた。
米国防当局者はロイターに対し、「オペレーションが始まった。数時間以内に完了するだろう」と述べた。
また別の当局者は今回の米駆逐艦派遣について、世界で最も交通量の多い海域の1つにおける中国の領有権主張に対する挑戦の始まりにすぎないと語った。
この当局者はこれより前に、同海域で定期的に監視活動を行っている米海軍のP8A哨戒機1機に加え、P3哨戒機1機が駆逐艦に同行する可能性があると述べていた。
人工島から12カイリ以内を「領海」と中国が主張する海域への米艦派遣は、中国の領有権主張に対する米国の最も重大な挑戦を意味しており、中国の怒りを買うことは必至とみられている。
中国の王毅外相は、米艦が12カイリ以内に進入したか確認中だとし、「もし本当なら、われわれは米国に対し再考を促し、やみくもに行動したり、何もないところから問題を起こさないよう求める」と述べた。
ワシントンの中国大使館は26日、南シナ海で中国が「領海」と主張する人工島12カイリ内に米軍が駆逐艦の派遣を計画していることについて、航行の自由を力の誇示の言い訳にすべきでないと批判していた。
中国大使館の報道官は「米国は挑発的な言動を一切控え、地域の平和と安定を維持するため責任ある行動を取るべきだ」と主張した。
さらに「航行や上空通過の自由を言い訳に力を誇示し、他国の主権や安全を脅かすべきでない」と批判した。
前述の2人目の米当局者によると、向こう数週間以内にさらなるパトロールが行われる見通しで、スプラトリー諸島でベトナムとフィリピンが領有を主張する海域付近でも実施する可能性があるという。
ロイターから
2015年10月27日(火)10時5分
(引用)
犾チェ・ホンマン氏:ソウル東部地検に出頭 詐欺容疑で告訴
韓国の格闘家、チェ・ホンマン氏(34)が、知人に借りた現金約71万香港ドル(約1100万円)を返済しなかったとして詐欺容疑で告訴され、ソウル東部地検に26日出頭した。聯合ニュースが伝えた。
チェ氏は香港で2013年12月、交際中の女性と自分に時計を買うとして知人から借金し、返済しなかったとされる。地検は20日にチェ氏の逮捕状を取っていた。同氏は24日に日本から帰国、検察側と連絡を取り出頭したという。(共同)
2015年10月26日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾アフガン北東部:M7.5の地震 隣国合わせ182人死亡
【ニューデリー金子淳】米地質調査所(USGS)によると、アフガニスタン北東部のパキスタンとの国境付近で26日午後1時40分(日本時間同6時10分)ごろ、大きな地震が発生した。地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.5。震源の深さは212キロと推定される。AP通信などによると、アフガンで少なくとも33人、隣国パキスタンで147人、インドで2人がそれぞれ死亡。死者は合わせて182人、負傷者は数百人に上るとみられる。震源付近では通信状態が悪化しており、状況が明らかになるにつれて被害は増える可能性がある。
震源はアフガンの首都カブールの北東約250キロ。報道などによると、パキスタンでは北西部カイバル・パクトゥンクワ州で121人が死亡した。在パキスタン日本大使館によると、首都イスラマバードでは震度4~5程度の揺れが40秒ほど続いた。
2015年10月26日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾香港でフェリー事故、約100人けが 日本人2人も
香港メディアによると、25日午後6時(日本時間午後7時)ごろ、マカオから香港に向かっていた高速船がランタオ島近海で、何らかの物体に衝突する事故があり、乗客・乗員174人のうち、約100人がけがをした。消防によると、6人が重傷。在香港日本総領事館によると、香港在住の30代の男性ら日本人2人もけがをしたという。2人のけがの程度は不明。
香港メディアが伝えた乗客の話によると、事故の衝撃で座席から投げ出され、血を流している人もいた。船は事故で運航できなくなったため、消防や別の船が乗客らを香港島へ運んだ。(マカオ=延与光貞)
朝日新聞デジタルから
2015年10月26日(月)1時25分
(引用)
犾タイで日本人4人逮捕、覚醒剤所持と警察に賄賂
【バンコク=児玉浩太郎】タイ警察は24日、販売目的で覚醒剤を所持していたなどとして、茨城県出身の板倉大(ゆたか)容疑者(34)を薬物所持などの疑いで逮捕したと発表した。
警察は、板倉容疑者の釈放の見返りに多額の賄賂を提供しようとしたとして、日本人の男3人も逮捕した。
発表によると、板倉容疑者は23日、タイの首都バンコクのレストランで覚醒剤約2・3キロを所持するなどした疑いが持たれている。板倉容疑者は24日、バンコク郊外の警察施設で記者団に対し、容疑を否認していることを説明。別に逮捕された3人については、「全く知らない人たちだ。彼らもはめられている」と話した。
警察は、板倉容疑者が覚醒剤の密売に関与しているとの情報を入手。捜査協力者を介して購入を持ちかける「おとり捜査」で板倉容疑者をおびきよせ、待ち合わせ場所で取り押さえた。板倉容疑者が持っていたバッグには、覚醒剤の粉末を約100グラムごとに小分けした袋が入っていた。拳銃1丁も所持していた。
読売新聞から
2015年10月24日(土)20時50分
(引用)
犾メキシコ:史上最大か ハリケーン上陸 警戒を呼び掛け
ハリケーンの5段階分類で最も強い「カテゴリー5」のハリケーン「パトリシア」が23日午後(日本時間24日午前)、メキシコ西部の太平洋岸に上陸した。地元メディアが報じた。ロイター通信によると、上陸後にカテゴリー4へとやや弱まったが、メキシコ気象当局は同国観測史上最大の勢力があるとして警戒を呼び掛けている。
中西部ハリスコ州などでは土砂崩れなどの被害が起きているが、死傷者が出たとの報道はない。米ハリケーンセンターも米州大陸や周辺海域でこれまでに観測された中で最大としている。
メキシコ気象当局は今後3日間で1年分に相当する量の降雨や、10メートル以上の高潮が起きる可能性があるとしており、ハリスコ州など3州の住民に避難するなどして身を守るよう促した。
2005年に米南東部に甚大な被害をもたらしたハリケーン「カトリーナ」もカテゴリー5だったが、メキシコメディアは今回のハリケーンはカトリーナよりも規模が大きいとしている。(共同)
2015年10月24日
毎日新聞(無料)から
(引用)
犾<エジプト>「黄金のマスク」修復作業始まる
【カイロ秋山信一】エジプト考古学博物館(カイロ)が所蔵する紀元前14世紀の古代エジプト王ツタンカーメンの「黄金のマスク」の修復作業が始まり、20日に作業の様子がメディアに公開された。黄金のマスクは昨年8月にあごひげが外れ、付け直した時に接着剤がはみ出したまま固まっていた。接着剤を取り除き、あごひげを付け直す作業は少なくとも2カ月以上かかる見通しで、作業中は展示も中止される。
修復はドイツとエジプトの共同作業チームが担当し、博物館内の特別室で行われる。盗難防止のため、特別室には複数の監視カメラが設置された。作業チームは「マスクの性質や状態を精密に調べ、適切な修復方法をとる」と説明した。
「黄金のマスク」は1922年、顔とあごひげが外れた状態で見つかった。44年以降は接着された状態で展示されてきたが、昨年8月の定期メンテナンスで作業員が展示ケースを開けた際にひげ部分が外れた。
考古省が設置した委員会が接着剤の除去方法を検討。当初は今年8月に修復を始める予定だったが、作業過程の検討が長引き、10月にずれ込んだ。
ツタンカーメンを巡っては、英国人研究者らが南部ルクソールにある王墓に未発掘の部屋があり、義母で美女としても名高いネフェルティティ王妃の墓の可能性があるとの新説を主張。早ければ11月に墓のレーダー探査が行われる見通しだ。
毎日新聞から
2015年10月21日(水)11時33分
(引用)
犾南シナ海問題 米艦派遣方針を日本側に説明 米オバマ政権高官
【ワシントン=加納宏幸】米国家安全保障会議(NSC)のクリテンブリンク・アジア上級部長は20日、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島に中国が造成した人工島周辺で米艦船を航行させる方針を日本側に説明した。訪米中の河井克行首相補佐官がワシントンで記者団に明らかにした。
河井氏によると、会談では南シナ海での中国の一方的な現状変更への懸念を共有。法の支配の下で各国の領有権主張を平和的に解決することが重要との認識で一致した。人工島周辺で中国が「領海」と主張する12カイリ(約22キロ)内の海域で米艦船を活動させる方針に関して「率直な意見交換をした」(河井氏)という。
両者は韓国で11月1日に予定される日中韓首脳会談や、沖縄県の翁長雄志知事が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設をめぐり、名護市辺野古の埋め立て承認を取り消した問題なども協議した。
産経新聞から
2015年10月21日(水)11時55分
(引用)
犾米企業7社に中国のサイバー攻撃、首脳会談後=クラウドストライク
[19日 ロイター] - 9月の米中首脳会談でサイバー攻撃による産業スパイ行為を容認しないことで合意してから3週間のうちに、中国政府と関係するハッカーが少なくとも米企業7社にサイバー攻撃を仕掛けていたことが分かった。
米サイバーセキュリティー会社クラウドストライクが明らかにした。
オバマ米大統領と中国の習近平国家主席が会談した翌日の9月26日以降、米国のテクノロジー企業5社と製薬会社2社でクラウドストライクが導入したソフトウエアがサイバー攻撃を検出し、撃退したという。
クラウドストライクのディミトリ・アルペロビッチ共同創業者は、この7社を攻撃したハッカーが使用したサーバーやソフトウエアを基に、中国政府と関係しているとの見方を示した。
クラウドストライクはすでにホワイトハウスにサイバー攻撃について報告したという。攻撃を受けた企業名の公表は避けた。
これまでのところ、中国外務省からのコメントはない。
ロイターから
2015年10月19日(月)15時7分
(引用)
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